LIVEレポ:Excello Festival にGWO出演!

昨晩は高円寺Traghettoにてゴールデン・ワックス・オーケストラのライブでした。
盛り上げてくれたお客さん、ミュージシャン、マスターの梅花さん、みなさん、ありがとうございました!


満を持しての「Excello Festival 2014」!
え?Excello知らない!?
なごみ系ブルースを確立したとされているナッシュビルの伝説的レコードレーベルですよ!
1950〜60年代にはヒット曲いっぱい出してたんですよ!
知らないとマズイですよ!
ぜんぜんCDも売ってないけど。
でも知らないとマズイですよ!



Excelloフェスらしく、BGMもこんな感じでした。



GWOはソウル・バンドなので、あまりブルース・ナンバーはやりません。
しかしExcello Festival に出演ということであれば話は別です。
新曲を4曲も仕込んで、気合い十分で臨みました。

セットリストはこちら。
( )内は原曲のアーチスト名です。

1、That's All I Need (Magic Sam)
2、Got You On My Mind (Cookie and The Cupcakes)
3、Sea of Love (Phil Phillips)
4、Lonely Lonely Nights (Earl King)〜I Love The Life I'm Living (Slim Harpo)
5、Congo Mambo (Guitar Gable)
6、Pleading For Love (Roscoe Shelton)
7、Touch The Hem Of His Garment (Sam Cooke & The Soul Stirrers)
8、J.D. Blues (Golden Wax Orchestra)

Excelloはテネシー州ナッシュビルのレーベルですが、多くの名曲はルイジアナ州クロウリーのスタジオで録音されています。
なので、まずはルイジアナ・ナンバーから入ってExcelloの曲につなげる、というステージ構成にしてみました。

ライブで盛り上げる自信はありますが、それだけじゃなくて、少しでもExcelloについて知ってもらえたら嬉しいですからね。
フェス出演にあたってExcello音源をまとめて聴き直しましたが、やっぱり素晴らしいですよ。

Sea Of Love では、あまりの名曲さに我慢できなくなったハープのたけちゃんがステージに上がって歌い出したり、ラスト2曲ではExcello熱にやられちゃったギターの塚本功さんがドラムで乱入してきたり。
大盛況でございました。
まさかExcelloでこんなに盛り上がるとはねー。
J.D. ミラーも仰天でしょう。

              



共演は、Rainin' In My Hearts。
もうバンド名からして間違いないですね。
え?何のことかわからない?
いますぐamazonでExcelloかSlim Harpoのベスト盤を注文しましょう。

ハープたけちゃんとギター徳力くんのコンビに、女性ドラマーの加わったトリオです。
ブルース・ハープやってると、スリム・ハーポやレイジー・レスターのいたExcelloはやっぱり外せないんでしょうね。
Excello感を出すために、あえてドラマーではない人にドラムを叩かせる、という徹底ぶり。
たけちゃんの嬉しそうな曲解説がいい。徳力くんも音数少なめのExcello感あふれるプレイで、さらにゲスト・ギタリストも加わります。
決してExcelloナンバーばっかりやるわけじゃなくて、スワンプ・マナーで色々な曲をやる、というスタイル。
気づいたら僕や他のミュージシャンもステージに上がっていて、フェスは熱狂のまま幕を閉じました。
大成功でしょう。





トラゲットは客足が遅いです。
フェス終了後の深夜からまたお客が入ってきます。
平日だというのに。
その中にはミュージシャンも多く、自然と夜明けまでのセッションへなだれ込みます。
店には何回か行ってますが、いつもそんな感じです。
ソファもあって意外に広いし、食べ物もあります。
終電逃したら、カラオケじゃなくてリアル・ミュージックを楽しむのも良いんじゃないでしょうか。
フレンドリーで楽しい店ですよ!



次回GWOは今週土曜、野方にある焼酎バー くんちゃん で19:30からです。
新曲いっぱいやる予定です。

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