2014年8月29日金曜日

平日昼間のカラオケ事情

雨なので、連日カラオケボックスで練習してます。
安いので行くのはもっぱら昼間の時間帯。
そうすると、案外お年寄りのお客が多いです。平日は特に。

今日も店に入ると、入り口のソファーで60〜70代と思われる男女が7〜8人、談笑してました。まさに、談笑って言葉が似合う感じで、くつろいでます。
中の一人はかなり高齢のようで、歩くときに少し若めの人が助けてあげてます。
いい意味で、害がありません。
受付けに手間取ってこっちが待たされても、悪い気にはならないです。

たまたま同じ階になりました。
僕は一人だから小さな部屋で、あちらは大部屋。あっちの部屋でたまに出入りがあると、開いたドアから楽しそうな笑い声が聞こえてきます。

少しして飲み物を取りに廊下に出たら、さっきの高齢の男性が、たぶんトイレに行ったのか、ちょうど部屋に戻るところでした。同じ若めの人が付き添って手を貸して、ドアを開けてあげています。中がチラっと見えて、60歳くらいと思われる女性が、微笑みながら手拍子してる姿が見えました。
あの部屋では、叫んだりジャンプしたり酒がこぼれて床がベトベトになったり、ってことは起こらないんだと思います。

渋谷ですから、近所に住んでるという確立は低いでしょう。
わざわざ渋谷まで出てきてカラオケで数時間みんなで和やかに過ごして。
個室ですから、足が悪いメンバーがいたって、他のお客に遠慮したりせずに、仲間だけでゆったりと楽しめます。そして値段も安いので、年金生活だとしても負担になりません。
週イチか月イチか、きっと楽しみなイベント事なんだと思います。



最寄り駅の線路沿いには、小さなスナックが並んでいます。その内のほとんどの店が、昼間はカラオケ営業をしています。
歌い放題お菓子付きで2時間いくら、みたいな。
おじいさん、おばあさんが行くんでしょう、看板に「年金」の文字が入ってる店もあります。
楽器持って入っても、まあ違う楽しみはあるでしょうが、練習にならないことは確実です。

ウチの隣にはおじいさんが一人で住んでいて、昼間よく駅前のスナックに歌いに行ってます。
もともとカラオケが好きだった訳ではなく、奥さんに先立たれた後で、家に一人でいたらダメだ!人と交流しないと!と思って、行き始めたそうです。
家にいるだけだと、誰とも話さないでいてしまうから、と。
僕も、何も予定がなくて家にいたら、そういう時ありますもん。それが毎日だと、やっぱり良くない気がします。

駅前のスナックには、同じような境遇の人も来るでしょう。もしかしたら、家にいたら誰とも話さないという人もいるでしょう。
今と違って、全国民が知ってるヒット曲がたくさん産まれていた時代の人達です。共通の趣味がなくても、共通の歌を一緒に歌うことから、仲良くなれるのかもしれません。



自分が老人になったら、どうしてるでしょうか。
つれ合いに先立たれ、友達は引越し、近所に知り合いはいなくなるかもしれません。実際、友達はたいてい賃貸に住んでるし、将来近くに住んでる確率は高いとは言えないでしょう。

でも、自分がカラオケスナックに行く姿は想像できません。
演奏なら、いいんですが。
その頃は、カラオケじゃなくて楽器持ってセッションできるスナックとか、ないでしょうかね。
演奏する自分も楽しいし、周りを楽しませることができるし、そこで交流が生まれる。

なんて、そんな風に上手くはいかないことは分かってます。
まあ、家で1人で吹いてても幸せに違いないから、スナックあっても行かないかもしれませんが。
問題は、果たして何歳まで楽器を吹けるのか。
と、そんな心配してないで、今のうちに練習しておこう。長く長く続けられるように。

2014年8月27日水曜日

僕の考える「ニューオリンズ・ジャズ」

僕の根っこにあるのは、ニューオリンズ・ジャズです。
ニューオリンズの音楽を愛してますし、聴いて、考えて、研究して、実践してきました。
ただ、実はこの「ニューオリンズ・ジャズ」という呼び方が、非常に曲者なんです。
おそらく、この言葉から一般に想像される音楽と、僕が持ってるイメージの間には、かなりの開きがあります。

まず前提として、日本で「ニューオリンズ・ジャズ」を演奏してるバンドは、僕の知る限りほぼ皆無です(一部のマニアックな音楽シーンもあるのですが、普通の人がそこに出入りすることはないと思うので、触れません)。皆無なので、ニューオリンズ・ジャズに触れる機会自体、なかなかありません。
え?
そんなことないよ!いいバンド知ってるよ!って?
いや、実はですね、それらのバンドが演奏しているのは、「ディキシーランド・ジャズ」という、似て非なる音楽なんです。


まずリズムの感覚が違います。
「ディキシー」は、リズムがメトロノーム的で、カチカチと機械のように正確です。
「ニューオリンズ」の方は、リズムをゆるく大きく捉えていて、常にウネウネと揺れています。
リズムについては、感覚的なことなので、実際に音楽をやってないと分かりづらいかもしれません。

もっと分りやすい特徴は、テンポです。
「ディキシー」は、とにかくテンポが速い。
「ニューオリンズ」は、速い曲は基本的にやりません。

そして、「ディキシー」は各楽器のソロの割合が多い。
音数も多く、盛り上げるために高音を多用し、曲芸的な技も使います。
「ニューオリンズ」は、ソロよりもメロディの演奏が重視されます。
ソロがあっても、高音やトリッキーな演奏で気を引く、といった発想はありません。
音数は少ないほど良しとされます。


ニューオリンズ音楽の歴史を語る上で外せない、Bill Russellという人物がいます。
ミズーリ州に生まれ、現代音楽の作曲家として活躍した後、1950年代にニューオリンズに移り住み、研究者・歴史家として大きな功績を残します。
多くのローカル・ミュージシャンにインタビューを行い、資料を集め、チュレーン大学にHogan Jazz Archiveを設立しました。
今でも、チュレーン大学に行けば、それらの資料が閲覧可能です。
ニューオリンズ・ジャズについても、American Music というレコード・レーベルを運営し、ベテラン・ミュージシャンの録音を精力的に行いました。

著作もいくつかあり、その中に "New Orleans Style" というインタビュー集があります。



ニューオリンズ・ジャズの歴史的ミュージシャン達、サッチモの Hot Five のメンバーや、Bunk Johnson、Sweet Emma、Paul Barbarin、Edmond Hallなどの、貴重な発言が収められています。
英語ですが、読む価値のある名著です。
Amazonか、アメリカのJazzologyで買えます。

序文で、Bill Russelがニューオリンズ音楽について説明しています。
New Olreans Style has never encouraged the hectic rushing and frantic, hysterical screaming that passes for jazz in many places. Instead, moderate, relaxed tempos to which people can dance or march, even in a hot climate, are chosen. 
(ジャズというと、どこでもみんな狂ったように速く、金切り声をあげるようにして演奏してる。
ニューオリンズの流儀は違う。暑さの中でも人々が踊ってパレードできるように、ゆったりとリラックスしたテンポが基本なんだ。)

そもそも、ブラック・ミュージック全般を見渡してみると、速いテンポの曲は多くありません。
黒人音楽の気持ち良さは、スピードよりもグルーヴ、タメやうねりですからね。
対して、白人系の音楽は速い曲が多く、大声出して騒いで、スポーツのように汗をかいて楽しむ。
と、単純化しましたが、テンポを速くすれば盛り上がる、というのは、Bill Russelの考えるニューオリンズ・ジャズとは相容れない感覚なわけです。


同じ文章の中で、メロディの大切さについても触れられています。
In New Orleans style the melody is always to be clearly heard.--(中略)--The Tune is not obscured by harmonic padding and complicated arrangements, for these misicians know that the secret of true excellence in music, as in life itself, lies in simplisity. 
(ニューオリンズの流儀では、メロディが常にしっかり聞こえてないといけない。--(中略)--余計な和音や凝ったアレンジで曲がぼやけてしまう様なことはない。ミュージシャン達は、音楽を本当に美しく輝かせるには Simplicityこそ大事だと解ってる。人生と同じだよ。)
いわゆる「ジャズ」では、曲のメロディが演奏されるのは最初と最後だけで、あとは各自のソロです。
ニューオリンズ・ジャズの場合もソロはありますが、短くシンプルに収めます。
アドリブというよりはメロディをそのまま演奏するだけのことも多いです。
凝ったアレンジはせず、複雑な和音や細かいコード進行を付け足すことは敬遠されます。
「ジャズ」という単語から一般的に連想する音楽性とは、真逆と言ってもいいかもしれません。


上の文章の中に「Simplicity」という言葉が出てきます。
素朴さ、とでも言うのでしょうか。
これは、僕もニューオリンズにいた頃、年配のミュージシャン達から繰り返し聞いた言葉です。
例えば今でも、クラリネット奏者のChris Burkeが「That Simplicity! Beautifull!! 」と言う姿が目に浮かびます。

「Simplicity」こそ、この音楽の核心だと思います。
これは、音数が少なければいいというものでもありません。
装飾過多のフレーズやお客の注意を引くトリッキーな要素など、余計なものは必要ない、というよりむしろ、余計なものがあると音楽の本質が濁る、という感覚。
濁りのない、なにか音楽の本質みたいな神聖なものに近づきたい、という、スピリチュアルと言ってもいい感覚です。
音楽の素晴らしさに比べたら、自分なんて偉くも何でもないんです。

確かに、音楽を演奏することには、ストレス発散的な面もあると思います。
でも、ニューオリンズの感覚では、それだけじゃない。
僕はニューオリンズ音楽のその部分、Simplicityの深さに心を動かされて渡米しました。
濁りのないSimplicity。
それを、追求していきたいと思っています。

2014年8月26日火曜日

クラリネット練習用"Travel Clock"

時計を買いました。
持ち運べるやつですが、懐中時計とも違います。


かわいいでしょ?
でも、かわいいからってインテリアとして買ったんじゃないんです。
楽器の練習に使おうと思って。


練習で大切なのは、集中力です。
よく、ダラダラ1時間やるより集中して10分やったほうが練習になる、とか言いますが、その通りだと思います。
いかに集中力を持続させるか、というのが上達のポイントです。

とはいえ、そんなに簡単じゃないです。
練習してるとどうしても、ぼーっとしてしまったり、関係ないことが頭に浮かんできたり、ということがあります。
それを減らしたい!

そのために、時間を区切ります。
5分間、集中してこの練習をする。
でまた5分間、あらためて集中し直して次の課題。
という風に。
5分くらいなら、なんとか一つのことに集中できるものです。3分でもいいです。

時間の区切りが目で見えた方が便利なので、時計を置きます。
携帯でも時間は見れますが、デジタル表示より文字盤の方が分かりやすいので、いつも腕時計を外して机の上に置いています。
ただ、夏は時計をしないことも多く、そういう日はわざわざ時計をカバンに入れて持ち運んだりしていて、これが面倒だったんで、持ち運び用の時計を買うことにしました。

どうせならカッコイイ時計の方がテンション上がるじゃないですか。
そして、時計を買う、というプロセスを経ることで、時計練習メソッドにスペシャル感が加わります。練習用に選んだ時計を見る度に、よし!と気が引き締まります。

でも、気にいる時計を探すのは大変です。お店を回ってみても、デザインのいいものは安くなかったりします。
そこでeBayです。
アメリカのオークションサイトで、とにかく数が多くて、マニアックなものも見つかります。
日本で買うと高いヴィンテージ楽器とかも、たくさん安く出てます。
僕も、今まで楽器や何やらをたくさん買いました。

”Travel Clock" で探すと、同じタイプの時計が山ほど見つかります。もっと古い、正にヴィンテージ然としたものから、サイケ柄やキャラクターもの等、見てるとどんどん欲しくなります。
安いし。
僕の買ったのも、送料込みで3000円くらいでした。


こんな風にコンパクトに収納できます。

シンプルな文字盤が気に入っています。
状態もいいし、動作も問題ありません。

本日、デビューです!
さあ、これでクラリネットがもっとどんどん上手くなるぞ!

2014年8月21日木曜日

昨日はリハの日(写真付き)

いままで文章しか書いてなかったので、本日は写真投稿に挑戦!
一日の出来事をまとめてみます。


昨日はリハーサルの日。
午後の灼熱の時間帯に自転車で向かいます。
ウソみたいに暑い。
代々木公園での写真です。よく練習します。


コロリダスのけんた君の家に到着。今度の日曜にライブを手伝います。
譜面を書くけんた君。素敵な部屋です。


見たことない楽器がいっぱい。


コロリダスは、ブラジル音楽を基本とする、ポップな歌ものバンド。
すごくセンスのある、いいバンドですよ。オススメです。

このライブ、詳細知らずに参加OKしたけど、トランペット不在で管楽器は僕だけだそうな。コロリダスの曲は凝ってるし、僕はブラジル〜ラテン系の曲進行に馴染みがないので、けっこう大変です。ちゃんと曲覚えていかないと。
苦戦する僕を見たい方はどうぞ。
対バンのCENTRALはサルサをベースにしたジャンル横断バンド。結成15周年です。知ってる方も多いのでは?

夜はGWOリハ。
カラオケボックスを使うことが多いのですが、昨日は久々にスタジオで練習。が、うっかり写真を撮り忘れてしまいました。代わりに、前回リハからの写真を。
こんな感じでやってます。歌は、歌いません。


リハの後、ロス・ロイヤル・フレイムスの坂口氏と合流。

Los Royal Flames は、日本が誇るスワンプ・ポップ・バンド。
異常にリバーブを効かせたギターをバックに、テキサス~ルイジアナ周辺の名曲を朗々と歌い上げる、という男気あふれる二人組です。
http://ameblo.jp/losroyalflames/

11月頃に、ロスロイとGWOで、大喜利対決ライブをやろうと思ってます。
事前に決めたテーマからお互い1曲づつピックアップして、交互に演奏し合う、という企画です。
話してると、どんどんアイディアが出て止まらない。
これは面白くなるぞ!



という、一日でした。
写真あると、いいですね。

2014年8月19日火曜日

ダブル・リップ・アンブシャー

僕はここ数年、ダブル・リップ・アンブシャーで吹いています。
ダブル・リップは、理想的なアンブシャーと言われているにも関わらず、あまり知られていません。
僕もダブル・リップを始めた当初は、あまりに情報がなく、手さぐりで苦労しました。
ですので、この場で少しづつダブル・リップについて書いていきたいと思います。
誰かの参考になれば嬉しいです。


今回は、ダブル・リップはどんなアンブシャーなのか、ということを書いてみます。

一般的なアンブシャーは、下唇だけ使うので、シングル・リップと呼ばれます。
それに対してダブル・リップは、文字どおり、上下2つの唇を使います。
下の唇に加えて、上の唇も歯の内側に巻きつけるのです。
歯はマウスピースには一切触れません。

音楽面での効果としては、
・音が柔らかくなる(金属的な感じがなくなる)
・タンギングがスムーズになる
・高音が出やすくなる
・音のつながりが向上し、跳躍等が容易になる
といったことが挙げられます。

さらに、ダブル・リップを採用することにより、
・口周りの筋肉を全方向バランス良く使えるようになる
(そのため、悪癖のついてしまったアンブシャーの矯正にもダブル・リップを使うそうです)
・全身リラックスして無理のないフォームで演奏できるようになる
というメリットもあります。


シングル・リップでは、アンブシャーにかかる力を上の歯が受け止めてくれるので、ある程度の力が入っても演奏可能です。
そのため、高音を吹く時等つい口を締め過ぎてしまい、下唇の裏側が痛んだり、マウスピースに歯型がついてしまうこともあります。
内側(マウスピース側)に向けて強い圧力がかかることで、リードの振動が妨げられますし、喉の周辺にも力が入ってしまいます。

ダブル・リップの場合、アンブシャーに力がかかると、唇が歯に押しつけられて痛むので、口を締めて圧力をかけることができません。
必然的に、口の筋肉は一定の力で外向きに引っ張られることになり、リードの振動が自由になります。
さらに、口の圧力に頼らないということは、喉の位置や息の使い方、共鳴ポイントの選択によって音をコントロールするしかありません。
結果として、自然とそういった細部にも意識が届くようになります。

さらに、力を入れずに演奏することで、音の繋がりがスムーズになり、タンギングもコントロールし易くなります。
試しに、上唇を歯に巻いて跳躍パターンを吹いてみると、違いが感じられると思います。
唇に圧力を感じない状態で吹けると、スムーズに音がつながってくれるはずです。

加えて、脱力にもつながります。
ダブル・リップでは、体のどこかに力が入るとそれがダイレクトに唇に伝わります。
歯が当たって唇が痛んだり、口の中で楽器がずれたりするのです。
ですので、自然と指の動きも小さくなり、リラックスした状態で演奏するようになります。
例えステージで緊張したとしても、ダブル・リップであれば体に力を入れることはできないので、緊張によるミスも減るでしょう。

音色については、ダブル・リップの方が、柔らかな「木」のような音になります。
これはおそらく、歯がマウスピースに触れないので、振動を妨げる要素が減るからではないかと思います。
さらに歯のことで言えば、歯を伝って直接頭に響く振動がないので、自分の音が客観的に聞こえます。
これは、実際にちょっと試してみればわかると思います


デメリットがあるとすれば、上の歯に押し当てた、ガツンという力の入った音は出せません。
もし、そういう響きのない直線的な音をあえて使いたい場合は、一瞬だけシングル・リップを使えばいいことです。
瞬時に切り替えられますので。


ダブル・リップは、慣れるまでかなり時間がかかります。
最初のうちは、少し吹いただけでも上唇が痛くなるでしょう。
それでも、やってみる価値はあります。
自分の口周りにどれだけ力が入っているかのチェックにもなるので、ぜひ試してみて下さい。

ダブル・リップを採用するプレイヤーが増え、お互いに情報交換できれば、と願っています。


2014年8月16日土曜日

ブログ修正しました

やっと!
ブログの修正がひと段落しました!
普段まったく縁のない作業だけに、ものすごい達成感です!

おそらく海外テンプレート使用による不具合を直そうと、前から少しづつ調べていました。
時間があればネットで検索して、図書館に行って本を借りてきて、本屋で立ち読みもして。
とにかくわからない。というか、いろんな記号を見るのがすでに苦痛。
しかしやらなければ。
で、最終的に、htmlの入門書を買いました。図解でHPが作れますよ、みたいなやつ。とにかく1冊、やってみよう、と思って。
これを仕上げるのは辛かったです。記号ばっかりで、読むこと自体がすでに辛い。
さらに、使ってるテンプレートが色々いじってあるみたいで、本の説明と違う部分が多い。
本の内容をテンプレート上で確認しようとしても、該当箇所を探すのにネットで調べなくちゃならない。
これはどうしようもない。
そこで、予定を変更して、デフォルトのテンプレを修正していって、今使ってるテンプレに近づけることにしました。

ここまでが昨日の話。
今日は朝から、一日空けてテンプレート修正に挑みました。
面倒なことってつい後回しにしちゃうから、やるって決めて、時間を決めて、準備をして、「仕事=タスク」として扱わないと、なかなかできないです。
こんなにずーっと真面目に机に向かって過ごすのは久しぶりでした。
一日、かかりましたね。
デザインでは今までのテンプレには敵わないけれど、許容範囲。
スマホでもデザインそのまま表示されるし、上出来でしょう。


しかしWEBのデザインやってる人ってすごいなー。
こんな意味不明の記号を山ほど覚えるなんて、とてもできそうにない。
でも待てよ、けっして特別の天才だけがやってる仕事じゃないわけで、きっと真面目に勉強すればできるんだろう。
楽器だって、やらない人からしたら魔法みたいなものかもしれない。
外国語を覚えるのだって、そうだろう。
何だって、同じことだ。
そう考えると、これからも色んな新しいことへの可能性が、まだまだあるんだな。

さて。
後はこの記事をFacebookにリンクして、ちゃんとBloggerのロゴが表示されればOK。
いざ、アップします!

2014年8月14日木曜日

PCの中の音源が消えて感じたことをダラーっと

今日もまたショックな出来事が。
iTunesを整理してみたら、かなりの数の曲が紛失していることに気が付いた。
どうやら「BLUES」でジャンル分けしていたものが全て消えている。
まいった。

iTunesに取り込んだ際のファイル保存先を、PCと外付けのハードディスク間で何度か変更していて、その度にiPodと同期し直したりして、そうこうするうちに保存先が間違ってたりとかして、数年の間にゴチャゴチャになったんだと思う。どこで何を間違ったのか全くわからない。
だいたいPC自体の調子も悪くて、USBでHDを接続してもなかなか読み取らなかったりするし。前にもフォルダが無くなって、iPodからファイルを復元したこともあったし。

アメリカに留学するときに、持っていた音源はPCに取り込んで、CDやら何やらは全て手放した。持って行けないから。
アメリカにいた時もCDは買ったけど、PCに取り込んでしまってモノは残してない。向こうで買った中には、もう手に入らないものも多いはずだ。自主制作のものも多いし。

ある程度は、借りたりして手元に戻すことはできるだろう。面倒だけれども。
中には、買うしかないCDもある。買いなおしたら恐ろしい金額がかかるに違いない。
Eric bibbとかW.C.Clarkとか、持ってる人は周りにはいなそうだ。ボックスセットとか、中村とうよう監修のコンピレーションとか。
もう売ってないものもある。
そもそも、何が無くなったのかすらわからない。
アレ聴こう!と思って探して、ようやく無くなったことに気付いて、その度に精神的打撃を受けるわけだ。


聴くべきもの、観るべきもの、出会うべき人なんていない、とずっと思ってきた。
簡単にいえば、必聴!みたいなやつとか、まだ見てない映画や、会えず終いでいる人。
いつからか、そういう特定のものを見たり聞いたりするために労力を使うのって、どうかなーと思うようになった。
そりゃ聴いたら人生変わるような音楽は世界中にまだまだあるに違いない。
以前はそういう新しい出会いを求めて、次々に音楽を聞きまくってたし、その中で涙が止まらないような経験もあった。
でも、そうじゃなくても、どんな環境でも、刺激がない所からでも、自分の中で色んなことを熟成できるよなーっ思うようになった。
出会うものには出会うだろうし、出会わなければそれまで。
執着しない、っていうことが大事。

って、ずっと思ってきたけれど。
やっぱり大事な音楽が消えちゃったのは悲しいよー!
金があったら、iTunesにある音源も全部CDとかで買いなおしたいよー!
一番やるせないのは、無くなったことすら二度と気づかない音源もあるだろうっていうこと。
毎日朝晩CD棚を眺めて暮らしてた頃は、楽しかったな。

2014年8月13日水曜日

怪我で考えたことをダラーっと

ブログって、思考を整理するのにいい。
何かあったときに誰かに話を聞いてもらうのと似てるのかもしれない。

半年前に痛めた指が治らず、医者に行ってきました。
楽器をやっていることが痛みに影響しているらしく、ある程度、持病のように付き合っていかなくてはならないかもしれません。
ショックです。
最初は、すぐに治る筋肉痛くらいのものと思っていたのに。

もともと、クラリネット演奏からの痛みじゃなく、スプーンで痛めたものだと思ってました。
スプーンを打楽器にする演奏法がありまして。その名も、たぶん、スプーン。
2本のスプーンを片手で持って、カスタネットみたいに合わせて叩いて音を出します。楽しいです。
で、家でスプーンの練習をしていて、音楽をかけながらずっとスプーンを叩いていたんです。音楽がよくって興奮してやりすぎたんでしょう。終わったら右手の人差し指が痛い。翌日も、翌々日も、1週間経っても治らないから医者に行くと、腱だか筋だかが腫れてるかも、ということで、まあ腫れが治まれば平気だろうと。でも1月経っても治らない。
それで、そこから1か月くらいの間、ギプスをしてほぼ指を使わずに過ごしました。クラリネットでも指を使うし、演奏も制限してました。
そしたら今度は指が固まって曲がらなくなって、そこからまた曲げる訓練。リハビリですね。
で、最近はようやく普通にしてました。でも、痛みは軽くなった(気がする)けど、治ってはいない。もう半年経つ。で、医者に行ってきたというわけです。

おそらく、クラリネットでの指への衝撃が影響してるだろう、との診断。
特効薬や特別な治療法は、ない。
指を使わないことが、治る早道。でも、それは難しい。ミュージシャン、スポーツ選手、あるいはPCの仕事をする人で、どこかを痛めてずっとそれと付き合っていくケースは多い。60歳とかまで、痛みと上手く付き合いながら続けていければいい。どうしても楽器演奏に支障がでるようになったら、考えましょう、と。

いやー嬉しくない話です。
どうしよう。まあ、演奏できるからいいんだけど、でもやっぱり落ち込む。
怪我や病気で、演奏できなくなったミュージシャンもいる。
そうなったら、どんな気持ちなんだろう。恐ろしい。
俺は、演奏できなくなったらどうするだろう。


ボブ・ブロズマンというギタリストが自殺した。
大好きなミュージシャンだった。
10年以上前、「Lost And Found」という、2号だけ出て終わった音楽雑誌に載ってて知ったんだと思う。あれ、いい本だったな。
ナショナル・ギターの権威。どっかのギタースクールが召喚した吉祥寺スターパインズカフェでのライブも素晴らしかった。歌もいいし、ギター叩いたり投げたり(投げてはなかったかも?)、ストリートの匂いが最高だった。共演したギタースクールの先生が見劣りして可哀そうだった。
事故で、しばらく前から手に痛みがあったらしい。ギターを弾くのが大変になって、それが苦で自殺したらしい。人づてに聞いた話だし、調べても情報がないので、真相はわからない。
でも、彼ならあり得るかも、と思ってしまう。あの最高にハッピーなライブのバックステージで、そんな風に悩んでいたのか。

僕は、死なない。
音楽なんて、いつ止めても、と思う。
音楽がないと生きていけない、ってみんな言うけれど、そんなの嘘だと思ってる。
音楽は、人生を豊かにするためのもの。
音楽をやることが、毎日の生活にもフィードバックして、幸せになって、それがまた音楽にもフィードバックして、いい演奏ができて~というのが、いい音楽の生まれる仕組みだと思う。
人生の欠損部分を埋めるために音楽やってるのはダメだと思う。それは逃避だと思う。

まだ、やめることを考える状態ではまったくない。ぜんぜん平気なレベル。
でも、考える。
どういうスタンスで、クラリネットを続けていくのがいいのか。
演奏法?楽器?演奏スタイル?
練習の方法は、しっかり考えた方がいいだろう。
スポーツ関係の本でも読んでみようか。
やっぱりずっと続けたいから。
続けてれば、違う景色が見えるようになるはず。
それはきっと、今の自分からは想像できない景色。
そう、続けること。
それしかないね。

ボブ・ブロズマンは、どんな景色を見ていたんだろう。
話してみたかった。


2014年8月12日火曜日

I Believe To My Soul / Various Artists

 「 I Believe To My Soul」というCD があります。
 2005年に録音された、ソウルのオムニバス・アルバムです。 
Ann Peebles、Billy Preston、Allen Toussaintといった黒人のベテランシンガーが数曲ずつ歌っていて、バックの演奏は若手の白人ミュージシャンです。プロデューサーの Joe Henryも白人です。

Joe Henryがライナーノーツに文章を寄せてます。
手元にないので不確かですが、自分の聴いてきた音楽、古き良きソウル・ミュージックを、今に甦らせたい、といった思いが語られていたと思います。
その思いに忠実な、音楽への愛情に溢れた名盤です。

演奏の隅から隅まで最高です。
歌のバックの、ベースのちょっとしたニュアンスやドラムのタイミング、ギターのリフまで、全てがボーカルと一体となって歌っています。
そんなの当り前じゃんって思う人もいるでしょう。
これは、違うんです。
バンド形態でこんなにも自己主張なく純粋に音楽的な録音を、僕は他になかなか思いつきません。
音楽を愛する人には、届くはずです。聴いてみてください。

アルバムの中でも特に好きな曲が、Mavis Staples の歌う Keep On Pushing 。
1960年代、黒人が権利を求めて闘っていた頃、ボブ・ディランとかの出てきた時代の曲です。作者は Curtis Mayfield、黒人です。日本のバンド Superfly の名前の元になった人ですね。
困難があってもまだ立ち止まるわけにはいかない、進み続けなくてはならない、という歌です。

僕はこの曲を、サン・フランシスコで語学学校に通っている時、毎日のように聴いてました。
まあ、その時は孤独に勉強とかしてたわけで、しんどかったり、だらける時もありました。そういう時に自分を再生させてくれたのがこの曲でした。
Mavis Staplesのボーカルがとにかく素晴らしい。
バンドの演奏も感動的です。このバンドに参加できたら、録音の場に居れたら、と何度思ったことか。
今でも、色々と思う時にはこの曲を聴きます。
あーこうして思い出すだけでも心が動いてきてしまう。

僕は、音楽への愛が感じられる音楽が好きなんです。
音楽よりも自己主張のほうが全面に出たような、俺が俺が~という音楽は、どうしても好きになれません。
僕の音楽活動の原点にはリスナーとしての感動があって、心を動かされた音楽への敬意がいつもあります。その部分だけは今までブレずにやってきたし、これからも、大事にしていきたいと思っています。
 I Believe To My Soul。
ブログを始めるにあたって、タイトルはこれしかないと思いました。

ちなみに普通だと、believe の後には in が続きます。留学中にこのアルバム・タイトルついて語学学校の先生に質問してみたら、to は間違いだ、とあっさり言われてしまいました。
でも、レイ・チャールズの曲でも believe to とあるし、黒人のスラング的な言い回しなのかもしれません。
その後も何人かのアメリカ人に聞いたところ、to を使うと、より強い意思を感じさせるニュアンスになるそうです。
とっても、いいフレーズだと思います。

Joe Henry は他にもソロモン・バークやベティ・ラベット、アラン・トゥーサン等のアルバムをプロデュースしていて、どれも素晴らしい出来です。コステロとトゥーサンの共演盤も彼の仕事ですね。 
Joe Henry 周りのミュージシャンがまた全員いいんですよ。若いのに。嫉妬します。
ちなみに、彼はプロデュース業で有名になる前からソロ活動もしてますが、僕はそっちはあまりピンと来ませんでした。

「 I Believe To My Soul」はスターバックスが出してます。 Rhino も絡んでいて、どういう関係なのかは知りませんが。
アメリカのスタバはCDも売ってて、そのセレクションがまた渋いんです。確か、 70年代シンガー・ソング・ライター物の再発みたいなこともやってたように思います。カルチャーを支える・発信する、という意識が強くて、お洒落とか気取ったような感じはありません。
日本に居た頃は、スタバに対してあまり良い印象は持ってなかったんですが、アメリカに行ってイメージが変わりましたね。
実際、帰国後もスタバに行くようになりました。日本の店員のマニュアル的な笑顔は、どうしても苦手ですが。
と、余計なひと言だったかな。
他人の事は気にせず、自分を信じて。
Believe to my soul。
心がけます。

2014年8月9日土曜日

集中できない日

ここ数日、練習に集中できない。
楽器を吹いてても、気づくと集中できていなくて、漫然と指を動かしてる状態になっている。
理由は、特にない。たまにあること。
それでも、吹かないと衰えるので、毎日練習する。思い込みなのかもしれないけど、とにかく毎日楽器を吹く。

さっきまでカラオケボックスで練習していた。だらけてた。
そしたら、途中から、近くの部屋からサックスを吹く音が聞こえてきた。
こいつはすごい奴だ!
楽器がメチャクチャ鳴ってる!
優れたプレイヤーって、一音聴いただけでわかる。指がまわるとかより、とにかく音が違う。
たまたま入ったカラオケで、こんなレベルの管楽器奏者と同じフロアになるなんて。
だらけてた自分が情けなくなったと同時に、やる気が出た。俺もやるぞー!という気持ちが湧いてきて、嬉しくなった。


ニューオリンズ大学にいた頃を思い出した。
ジャズ科だから管楽器奏者も多かった。上手い奴もいっぱいいて、練習室の並ぶ廊下からはたいてい誰かの練習する音が聞こえてた。夜中でも朝でも。
それは刺激になった。
やる気がない日でも、とりあえず練習室に行く。そうすれば誰かが練習してる。刺激を受けて、やる気がでる。
練習中に迷ったら、誰かの練習室のドアをノックして、意見を交換し合ったりもした。
まさに、切磋琢磨ってやつだ。

ジャズ科の教授は超絶的にすごいサックスプレイヤーだったし、一流ミュージシャンもしょっちゅうクリニックにやって来た。
街のミュージシャンもフラっとやってきて、教室で学生と一緒に吹いたりしてた。
いい音が、周りにいつもあった。
とても恵まれてたと思う。


日本では、そんな恵まれた環境は望めない。
僕はモダンジャズとかやらないから、管楽器奏者との交流も少ないし、他のプレイヤーから刺激をもらえる機会は余計に少ない。
刺激を求めて、もっと色んな管楽器奏者のライブに顔を出したらいいんだろうか。でも、それも気軽なことじゃない。ちょっと街に出れば誰かがやってるって訳じゃないし。
いかにモチベーションを保つか。
難しい。
みんな悩んでるんだろうな。

周りに刺激がない中でどうするか。
モチベーションというか、前に進むために、僕がよく使う手がある。
それは公に宣言すること。
やります、と言ってしまう。
宣言してしまったら、やるしかない。やんないと、ただのウソつきになっちゃうから。かっこ悪い。
最近だとこのブログも、飲んでる時に、いつまでにやるよって宣言して、始めた。

という訳で、宣言します。

明日から、集中して練習します。
そのために、基礎練のメニューをより細切れの短い時間単位で見直します。
あとは、今月末のトリオでのライブ用のレパートリーを、身体に入るまでひたすらメロディを繰り返し吹きます。苦手なキイに移調しながら。

これでできなかったら、ダメでしょう。ニューオリンズの仲間に、今日のカラオケのサックス奏者に、そして先人達に顔向けできない。
と、書いてたら盛り上がってきた!いいぞ!
宣言メソッド、やっぱり使えるぞ!


これで明日からは大丈夫。
さて、好きなクラリネットの録音でも聴こう。上手い人がいい。Tim Laughlin「Great Ballads」 か、Putte Wickman「Stockholm '81」だな。
よし、いい感じになってきた!
早く練習したい!

2014年8月7日木曜日

変で最高な人に勇気づけられた話・WADA MAMBO

昨日はWeekend Garage Tokyoというお店で演奏しました。
略してWGT。渋谷と代官山の中間くらいにあります。
付近の業界の方々が出入りしそうなお洒落なお店です。どんな業界かの検証はまた今度。

素晴らしいシンガー、モッチェ永井と2人で演りました。
2人で演るのは2度目です。前回はぶっつけセッションに近い感じだったけど、その後バンドでも何度かライブやって、だいぶ曲も覚えた。
やっぱり曲を覚えてると自由度が違います。リラックスして、泳ぐようにやれる。楽しかったです。
モッチェの声は気持ちいい!

それはそれ。
今夜また別のライブを終えて夜中に帰宅したばっかりにも関わらず昨日のことをブログに書こうと思ったのは、対バンが最高だったから。
WADA MAMBO。
国内随一のカリプソ・バンド、カセット・コンロスの和田真の弾き語りです。
コンロスのことは知ってました。といっても、実は名前だけですが。
10年以上前に一時期カリプソにはまってて、それがちょうどカセット・コンロスが登場した頃だったと思うんです。確か「カリプソ天国」ていうタイトルのDVDや、バンブー竹田さんのカリプソガイド本とか買いました。和田さん監修のコンピレーションも買ったような記憶があります。
なのに、ちゃんとコンロスを聴いたことはなかったんですよね。なんでだろう。

もともと、「スカ」とか「ジャンプ」とか、オリジナルを聴くのは好きなんですが、それをリバイバルしたバンドにはあんまり興味ないんですよね。ただの替え歌になってる場合が多いので。
そういう先入観があって、「カリプソ」バンドと言われてたコンロスにも積極的に手を伸ばすことをしなかったんでしょう。

もっと早く聴いてれば良かった。
WADA MAMBO、衝撃的に素晴らしかったです。
とにかくギタープレイが変で最高。
なんか、親指で強烈に低音弦を弾くのを多用するんですが、それがすごく、いなたい。ジャカジャカかき鳴らした次の瞬間に突然テキサスギターみたいな指引きフレーズに跳躍して、合間にベース音が挿入される。
聴いたことないサウンドです。
ギターという楽器に対する解釈が、普通じゃない。弾き語り=ボーカル+ギターのコード&合いの手、という概念から全く逸脱してます。ずっと聴いてても飽きない。
うーん、ギターの語彙に乏しくて説明できない!ライブ行ってみて!だまされたと思って!

和田さんはずっと4弦ギターを弾いてたそうです。そこに低音弦を足して6弦になった、という発想なんでしょうか。実際、6弦にはベースの弦を張ってるそうです。チューニングも変わってて、普通のギターより音域が上下にかなり広いらしい。
そりゃあ変なサウンドになるわけだ。

変な人って面白い。
和田さんは、変なことを追求した果てに素晴らしい地点に到達した、いい例。
変なことって、やってる人が少ない。だから友達もできない。ときに風当たりも強い。手本もないから、追求していった先のことも想像できない。
でも、やる。
って、これは僕の体験から言ってることで、和田さんがどんな風に進んできたのかはわからない。でも、きっと、そんなには違ってないんじゃないかな。
僕は、変な人に会う度、こんな風に勝手に想像して自分を勇気づけることにしてるんです。

モッチェも、ダイナミックギターという変わったギターを弾いてる。
僕も、アルバート式という変わったクラリネットを吹いてる。
という訳で、変わった音楽家の集まった夜でした。

最後はカセット・コンロスのメンバーも飛び入りして、崩壊するくらい盛り上がりましたとさ。







2014年8月3日日曜日

良い店の条件 - 麻布十番PACE

麻布十番のPACE(パーチェ)というお店で演奏しました。
すごく良い店でした。
僕にとっての良い店の条件、それは店主の人柄。
PACEは、良い店でした。

PACEは朝までやってるイタリアンのお店です。オープン1周年ということで演奏の話がきました。店でライブをやるのは今回が初めてだそうです。光栄です。
オープンは20時で、2セットやってくれ、とのこと。
よし、21時22時で45分くらいのセットを2回やればいいだろう。ギターとデュオでやろう。前から一緒に演奏してみたかった中里淳くんに声かけて。うん、問題なし。

ギターのアンプの都合とかもあるし、数日前に会場下見に行きました。
夕方のオープン前の時間に行ったので、まだCLOSEDの看板が出てます。
ドアを開けて地下への階段を降りると、白壁にコンクリートのお洒落な雰囲気が、麻布十番って感じです。ちょっと背筋が伸びます。
お店のスタッフが何人か。
そしてオーナーのガジロウさん。
あーこの人はいいよ。もう笑顔がいい。
なんというか、ぐいぐい惹きつける系ではなくて、気取らない感じ。友達に誰かこんな奴いたよな、と思わせるような親近感。
麻布十番じゃなくても、高円寺でもどこでも、この人はいい。一目で、信用しました。

カウンターに座って、コーラをいただきながら打ち合わせ。
ずっとライブやりたかった、と。好きにやってくれ、と。
iPhoneで以前のライブ映像を見せる。いいですね!と。
で、実は同じ日に30人の予約が入ってしまったので、開始を21時からにしたい、と。さらに話してみると、どうやら夜中から来るお客も多いらしい。うーん、タクシーで帰るには遠いからなー。終電ギリギリまでやりましょう、ということに。

帰ってから、ガジロウさんの顔が浮かびます。あの人の店の1周年、きっといい夜になるだろう。お客さんが集まってきたタイミングで帰ることはしたくないな。
当日、僕は渋谷まで自転車で行きました。終電まわっても、渋谷までタクシーで行けば帰れますからね。

案の定、21時、22時になっても、まだお客さんは多くありません。
僕らを聴きにきてくれた人もいたし、ガジロウさんも、自分も聴きたいしスタッフも聴きたいから、と嬉しいことを言ってくれるので、まず23時から1セット演奏。もうこの時点で渋谷までタクシーは決定です。嬉しいから仕方ない。

夜中頃からボチボチお客さんが。でもまだ少ない。
もうちょっと集まってから2セットめやりましょうかねー、と話してると、そろそろ帰るというお客さんが。
それなら、ということで、短いセットをやりました。
45分2セットとか、もう関係ないです。ガジロウさんと話してスタッフの人たちと接する内に、このお店のために演奏したい、という気持ちが育ってきてしまっていたので、手遅れです。

お客さんとも話したりしながら、1時2時。もう、タクシーもいいや。確か3時くらいからか、もう一回演奏して、けっきょく始発で帰りました。
みんな、喜んでくれました。
いい夜でした。

ちなみに、この日はギャラでやってたので、終電で帰っても朝までやっても、実入りは変わりません。次の日しんどくなるだけです。
僕を朝まで残らせたのは、お店の魅力。ガジロウさんの人柄。スタッフも気持ちのいい人ばかり。あったかい店でした。ギャラだけじゃない満足感をいただきました。


次の日の夜、僕は六本木にいました。
21時すぎくらいに予定が終わったので、PACEに寄ってみることにしました。つれあいに、お店を見せたかったんです。いい店でしょ!って。
お店は浴衣パーティで混んでました。貸し切りだったけど入れてくれて、カウンターに座ると、前の日の帰りにドアまで見送ってくれたスタッフの人がいます。お客さんはみんな常連のようです。
そのうち、1周年おめでとう!のスピーチが始まりました。浴衣のガジロウさんがスペシャルなプレゼントを貰って、なんともいい顔するんですよ。
スピーチしてるお客さんも、聞いてるみんなの顔も、いい。
スピーチが終わって、僕らは帰りました。
店を出る前に、ガジロウさんと握手。いっぱい握ります。握手って、僕は好きです。

店主の人柄が、良い店を作ると思います。良いスタッフが集まって、良い雰囲気が作られて、良いお客さんがやって来る。
そんな良い店で演奏できることは幸せです。
こっちも良い演奏をしたいと思うし、自然と良いパフォーマンスができるもんです。

演奏依頼がなくてもまた行きますよ、PACE。
誰か、一緒に行きましょう!

2014年8月1日金曜日

昨晩はGWO in 神宮前

昨晩はGolden Wax Orchestraのライブでした。
会場は神宮前NUERO CAFE。
駅チカとは言い難い場所でしたが、お越しいただきありがとうございました。

GWOとしては久々に中央線から出ました。
しかも神宮前。大人の町です。
相方のKZは、神宮前だからお洒落してきたと言うけど、いつもの高円寺での格好と何が違うのかわからない。
全く高級感を感じさせない主張過多のコーディネイトは、さぞかし近隣住民やショップ店員の目をくぎ付けにしたことでしょう。

僕はと言えばサンダルに短パン。
でも、僕の場合はちゃんと理由がありまして。
GWOはいつもスーツですが、今回は夏バージョンということで、ルーファス・トーマス・スタイルを取り入れてみたんです。上スーツに下ショートパンツ。
短パンなら、会場でわざわざ着替えることもないじゃないですか。

そして、ライブ会場のNUERO CAFEは、靴を脱いで上がるようになってます。
僕はこのことを前の晩に思い出して、それなら、ということで当日昼間にソウル・ソックスを買いに出かけました。
ソウル・ソックスとは何かっていう野暮な質問はしないでください。
僕がソウル感性で選び抜いた最高の靴下、それがソウル・ソックスです。
暑い中を自転車で渋谷~原宿あたりをぐるぐる周って、見つけましたよ!ソウルな柄物ソックスを!
ただ、短パン+スニーカーに合わせると、せっかくのソウル・ソックスからソウルな部分が抜けてただの微妙な靴下になってしまうので、会場まではサンダルで行くことにしたわけです。

と、ここまで書いて思ったんですが、ブログに写真てアップできるはずですよね。
ソウル・ソックス見せたい!でも、アップの仕方がわからない!
ライブ写真とかもアップしたらいいに決まってる。
そのうち、やります。


昨日のイベント「BARもく」は、毎週木曜だけオープンしている、まさに隠れ家バー。
渋谷BENCIの三田シェフがやってるので、料理がおいしいです。
三田さんのオープンな人柄に惹かれてやってくるお客さんが多くて、雰囲気もすごくいい。

GWOは、サザン・ソウルというマニアックな音楽を主なレパートリーにしてるので、音楽に詳しい人には選曲からして喜んでもらえます。
でも、前々から思っていたんです。
ウチらのライブは素晴らしい。黒人音楽ファン以外、それこそ、普段は音楽そんなに聞かないよーって人にも楽しんでもらえるはず、と。
昨日はそういう意味でいい機会でした。
BARもくのお客さんは、必ずしも黒人音楽マニアばっかりじゃないはず。
果たして受けるのか。

受けました。
嬉しかったです。
知らない曲も多いでしょう。ボーカルもいません。洒落たアドリブもしません。ジャンル分けすら不能。
かなり、変わった音楽だと思います。
でも、伝わる。
自分の受け取ってきた感動を、演奏を通じて他の人に伝えて共有することができる。
幸せです。音楽っていいです。
あたたかく楽しんでくれた皆様、ありがとうございました。

しかし、靴下でやると疲れますね。
僕はライブ中、かなり動いたり足を踏み鳴らしたりするから、衝撃が足に直接くるみたいで。帰ってぐったりでした。
靴の力ってすごいですね。

今後のGWOは、

8/17日曜 阿佐ヶ谷TABASA
9/20土曜 野方くんちゃん
10/4土曜 三鷹バイユーゲイト
10/25土曜 新宿カールモール

となっております。
お待ちしております。



ちなみに今夜は麻布十番のイタリアンで演奏します。
http://pace-azabu.com/
初共演のギタリスト中里淳とデュオです。
GWOのレパートリーを中心に、わりとGWOぽくやる予定です。
イタリアの曲も仕込みました。
ご予定まだの方は是非。
21時会場。チャージ1000円です。