バイユー復活ライブ!GWOとLos Royal Flames

昨晩のバイユーゲイトでのライブ、
すごく良かったです!

お客さんがたくさん来てくれたおかげて、心配していた寒さも大丈夫でした。
僕はスーツでしたが、下に着込んでいたので汗だくになりましたよ!
もしかしたらコート着てライブやろうか、と思ってたくらいだったのに。



昨日は正直、かつてない程いっぱいいっぱいでした。
僕、わりとライブでも何でも普段の通りにいられるタイプなんですけどね、昨日はさすがに、やる事・考えることが多すぎて。


午前中出かけて昼からサックスの個人練。
そして三鷹へ移動。
うっかり靴を磨かずに出てきてしまったので、途中でミスターミニットで靴磨き。
初めて利用しましたが、便利なサービスですね。


午後から三鷹のカラオケボックスで、ロスロイ坂口さんと2人でリハ。
構成を考え、クラリネットでコードを吹きながら歌ってもらい、キイの確認作業等。

そして夕方バイユーゲイト入り。
まだまだ色んな物が店中に散らばった状態です。
正直、大丈夫かな?と思いました。
(マスターの有さん自身も、昼に店に来て、今日は無理かも、と一瞬思ったそうです!)


僕らも余裕ないので、黙々と片付けをする有さんを脇目にリハ。
ぶっつけに近い状態ですから、リハも集中します。
そういえば、GWOは普段ほぼリハしないですからね。


リハ終わって、みんなで店内の片付けを手伝ってから、坂口さんと腹ごしらえに。
この時点で僕はクタクタ。
果たして3ステージやり切れるか、不安なくらいでした。


戻ると、店内はすっかり片付いていて、懐かしいバイユーゲイトです。
夕方の時点での混乱がウソのよう。

お客さんもポツポツ現れて、ライブ開始時には満員状態。
人が集まると、それだけで暖かくなるもんですね。
気持ちも、暖かくなりますしね。


まずはGWOのステージ。

1.Crying in the Chapel
2.Lonely Teardrops
3.Cry to Me
4.I Slippee A Little
5.Dark End of The Street
6.Love Me Tender
7.Sisters
8.Touch The Hem of His Garment
9.Keep On Pushing

1曲目、2コーラスまでは、ギターなし、クラリネットだけの「アカペラ」で演奏しました。

火事以来はじめて、お店に音が鳴るわけです。
丁寧に音を響かせたい、と思ったんです。
じっくりと、気持ちをこめて吹きました。

続く2曲目は、有さんの好きなジャッキー・ウィルソンで決まり。
今回は、ロスロイとの差別化のために、ユルい曲は抜きでソウル寄りの選曲にしました。

最後のKeep on Pushingも、久々にやりましたねー。
以前は歌詞を覚えきれず、歌詞カードを見ながら吹いていた曲です。
今はもう曲が身体に入っていて、歌が自然に出てきます。
だいぶ自由に気持ちを入れて吹くことができました。


終わると、すぐに次のステージの準備。
着替えもあります。
お次は、ロス・ロイヤル・フレイムスの一員として、アルトサックスの出番です。
エレキギターとアルトのみ、という斬新なサウンド!
しかもサックスはリフと伸ばしに徹します。

僕はサックスプレイヤーではありません。普段吹いていないので、今回みたいに決まったパターンをステディに吹くのは、けっこう大変です。
いやー大変でした!
面白いステージになったと思いますよ。
こんなの、バイユー以外ではなかなか聞けないですよ!


そしてまた着替えて、ラストステージ。
GWO with 坂口さん、という形です。
 

1.That's All I Need
2.South to Louisiana
3.You Send Me
4.Stand By me
5.Twistin' the Night Away
6.テネシーワルツ
7.Soul Man

坂口さんと交互にメロディを取ったり、ハモったり、合の手を入れたり。
South to Louisiana では、わざわざ用意したウッドブロックを叩いてもらいました。
なんて贅沢なゲストの使い方!


最後はイケイケの選曲にしたんでね、盛り上がりましたよ!
最初は肌寒かった店内も、熱気でいっぱい。あんなに汗かくとは思ってなかったです。

アンコールの拍手が。
しかし今回は、余分な曲がない!
さてどうしよう。

そうだ!
と、1曲、アカペラで吹きました。

Beautiful Isle Of Somewhere

賛美歌です。
ジェフ・マルダーが吹き込んでいます。
いつかバイユーゲイトで演奏したいと、ずっと思っていた曲。
いつかどこかに美しい楽園がきっとあるだろう、という歌詞です。

バイユーの未来は、まだ楽観できるものではありません。
でも、これだけ沢山の人が集まってくれて、みんなが願ってる。
きっと、いい未来が待っていると信じたい。
この曲をやるのは、今だろう、と思いました。
無茶なステージをこなした後で、口まわりはクタクタになっています。
でも、やりたかった。
ジェフも、ライブ盤の一番ラストにアカペラで歌っています。


とにかく、やり切りました。
やって良かった。
こんな場所で、こんな人達の前で、やり切ることが出来て、とても幸せです。

ライブが終わってからも、多くのお客さんが残って飲んでいました。
みんな、この店で再び飲めることが嬉しいんだと思います。
まるで以前と変わらない。

火事後初ライブということで、まだ色んな細かいトラブルもあったようです。
有さん、お疲れ様でした。

少しでも状況が良くなることを、心から願います。


バイユーでは、次の土曜日も、ライブ営業があります。
僕も、間に合えば行きたいと思っています。

『アドー音楽事務所主催~W.C.カラス
 まだまだ有頂天ツアー2015』
 出演:夜のストレンジャーズ / W.C.カラス
開場19:00 開演20:00 料金 2500円
 (+要1drinkオーダー)



今回初めてバイユーに来た女の子が言ってました。
お店も人もすごくいい雰囲気だから、本当に早く復活するといいね!って。
そうなんですよ。
こんな店は、なかなかないです。
大きな善意みたいなものを、信じたいです。
きっと、大丈夫!!



Beautiful Isle Of Somewhere

1.
Somewhere the sun is shining,
Somewhere the songbirds dwell;
Hush, then, thy sad repining,
God lives, and all is well.

(Refrain)
Somewhere, somewhere,
Beautiful Isle of Somewhere!
Land of the true, where we live anew,
Beautiful Isle of Somewhere!

2.
Somewhere the day is longer,
Somewhere the task is done;
Somewhere the heart is stronger,
Somewhere the prize is won.
(Refrain)

3.
Somewhere the load is lifted,
Close by an open gate;
Somewhere the clouds are rifted,
Somewhere the angels wait.
(Refrain)

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