キング・ランブルと的場さん

ライブを見にいきました。
信頼するベーシスト、的場さんがドラムを叩くバンド、キング・ランブル。
ベースレスです。
ガレージ・バンド、ですね。

久々に、音のでかいバンドを見ました。
迫力あって、すげーかっこいい。
身体が勝手に反応します。
片方のギターがベースラインを刻んで、もう1人がいい感じでリフを入れてくる。
また、腹の据わったボーカルがね、たまりません。
いいバンドです。

的場さんは、本来ベーシストです。
でも、ドラムも最高。

思うんですよ。
メインじゃない楽器を演奏する時、意外にそれが素晴らしいことって多くないですか?

的場さんの場合も、いわゆる一流ドラマーと比べたら、テクニックは劣るだろうし、叩けないリズムもあるでしょう。
だって、ドラマーじゃないんだから。

それでも僕の心が動かされるのは、的場さんの身体の中に流れてる音楽が最高だから。

楽器なんて、道具だから、トレーニングを積めば誰でも一定の技術に達することができる。
心に響くのは、その道具を操る人の中身。
その人の内側にどれだけ豊かな音楽が流れてるか、です。

だって、グッとくるのって、次の音を鳴らす前の「間」だったりするんですからね。
楽器を「演奏」してない時に、感動するんですよ!?
技術とは、関係ないです。

すごく、良かったです。
刺激をもらいました。


今夜はミントン・ハウス。
昨日の刺激を大事に、クラリネット吹いてきます!

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