結婚式に出席しました



結婚式って、いいですね。
お祝いの場だから、幸せな空気しかない。

教会式でした。
美しい建物で、式の最中にも感動的な瞬間が何度もありました。
式の後は隣のレストランへ。
乾杯の挨拶や、簡単なスピーチ。
内容が感動的なものって、多くはありません。
でも、例えどんなに紋切り型の内容であっても、感動することがある。
気持ちを込めて一生懸命に話している姿に、心が動かされます。

そう、けっきょく、突き詰めれば、内容なんてどうでもいいんですよ。
心に響くのは、話している人の感情なんです。

それは、普段の会話でも同じことで。
相手の話す内容に賛同できなかったり、よく理解できなかったりしても、その人の感情の動きに触れることで、距離が縮まっていく。
だから、正しい・間違ってる、とか、事実関係の確認なんて、意味ないです。

もちろん、何かについて議論するような場合は別ですが、目の前の相手に興味があって話す時には、表面の言葉ではなくてその元の感情にフォーカスするようにしています。

話が面白い人、っているじゃないですか。
色んな知識やエピソードを知っていたり、話し方が面白かったり。
でも、「話」が面白いんなら、その「人」じゃなくてもいいじゃん。
その「話」は他の人が話したって面白いはずだから。

結婚式では、誰もがお祝いの気持ちを持ってそこにいます。
何を話そうと、何も話さずとも、それぞれの内側からポジティブな感情がにじみ出します。
それが集まって、幸せな空気ができあがる。
すごく健全だと思います。

行ってよかった。

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