昔のリード



古いリードを、もらいました。
いつのものかは分かりませんが、現行品と全くデザインが異なるので、かなりの年代物かと思われます。

RICOの普及モデルで、今でも作られています。
奥のオレンジの方が現在のパッケージです。
これはソプラノ・サックス用ですが、クラリネットもデザインは変わりません。

それにしても、昔の方がかっこいいよなー。
リードに限らず、何でもたいてい古いデザインの方がいい。
なぜなんだろう。

リードの裏面だって、ほら。
もちろん、奥の五線譜が書いてある方が古いリードです。
なんか、リード自体の色も違うんですよね。
古い方が、色が濃い。
葦の材質が年代によって違うのか、それとも古びてくすんだのか。

あと、箱に25ってあるんですが、たぶん25枚入りなんだと思うんですよ。
ちなみに現在は、リードは10枚入りが基本です。
25枚の内、ここに残っているのは3本。
22本は誰かが吹いたんですよね。
この3枚も、少しは吹いたのかもしれない。
どんな人が吹いたんだろう。
ロマンがあります。

吹いてみると、普通に吹ける。
かなり薄いリードなのでレギュラーには遠いですが、吹くのに特に問題はなさそう。
練習のときに使ってみようかな。

どっちにしろ、デザインがかっこいいので、箱だけは取っておくつもりです。
何を入れようか。
考えると、楽しいです。

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