2015年5月30日土曜日

N.O.生活2 - 音楽学部のこと

音楽学部は、大学内でも小さな学部でした。
ジャズ科だけだと、学年で10人くらいだったんじゃないかな。
ハリケーン以前はクラシック科もあったそうですが、そのときはジャズ科と音楽教育科しかありませんでした。
学部全体でも100人くらいでしょうか。

まあ恐ろしくアットホームでした。
いろんなことがルーズで適当。
その代り、誰もがフレンドリーで、いつも助け合っていました。
学部の建物を歩いていれば誰かに会うし、そこで聞けばたいがいの用事は済みます。
どの先生も教授も気さくすぎて、まったく学校っぽくありません。
学科ごとの垣根もなく、そこら中でみんな立ち話をしています。
日本の感覚からすると、小学校か幼稚園か!というくらいに規律がなく、なごやかすぎる雰囲気でしたね。


ジャズ科のほとんどは地元の生徒で、留学生は数人しかいません。
地元では有名ミュージシャンを多く排出していますが、けっして国際的に名前が知られた大学ではありませんからね。
アジア人はジャズ科にふたりだけ。
僕と、ひとつ上の学年に、韓国から来たドラマーがいました。
歳も近く、いろいろと相談に乗ってくれたし、のちに一緒にバンドも組みました。
彼は、抜群に上手いわけではありませんでしたが、努力家でしたね。
卒業後バークリーの大学院に入り、今はボストンに家族を呼び寄せて暮らしています。

地元の生徒達は、みんな子どもの頃から音楽をやってきています。
ニューオリンズは、そういう町ですからね。
得にドラマーはみんな上手いし、グルーヴがいい!
ピアノや管楽器にも、素晴らしいプレイヤーがたくさんいました。
大学に入った時点ですでに一流のスキルを持った者もいます。
彼らはもうハタチ前から、全米トップミュージシャンのバンドに入って、授業の合間にツアーに出たりしています。
日本の環境からすれば、恵まれた音楽環境に育った、エリートです。
そういうミュージシャンは日本には少ないし、いたら話題になってチヤホヤされることでしょう。
でも、アメリカでは別に珍しいことではありません。
アメリカのミュージシャンの層の厚さ、レベルの違いを実感しました。

教授陣もハイレベルでした。
日本まで名前の届くような、いわゆる有名ミュージシャンではありませんが、地元では尊敬を集めるすばらしいミュージシャンばかりです。
特にジャズ科を仕切っているEd Peterson。

エドは、僕が今まで生で聞いたサックス奏者の中で、圧倒的に飛び抜けてすごいプレイヤーです。
町の誰もが、彼の事をモンスター・プレイヤーと呼びます。
もともとシカゴのジャズシーンで活躍していた人で、今は演奏よりも教える方に時間を割いています。
とにかくすごい。
日本のミュージシャン達とは、まったくもってレベルが違う。
世界のトップレベルというのはこういうものか、と思いました。
今でも、演奏を思い出すだけでゾクゾクします。
エドがスケール練習してるのが廊下に聞こえてくるだけで、聞き惚れてしまう。
人としても、そして教師としても素晴らしい。
いつもハッピーで、やる気を起こさせてくれます。
これだけのミュージシャンの近くで学べるのは、とても幸運なことです。

他の教授陣も個性的で素晴らしいミュージシャンばかり。
学ぶ気のある学生はいつでも直接聞きに行けばいい。
めぐまれた環境です。

しかし、授業の内容やカリキュラムは、まあ適当でした。
そもそも、「音楽は教えられない」というのがポリシーですからね。
そのポリシーは分かるけど、でも学校としてどうなの?と思います。
そして、「音楽に点数はつけられない」ということで、普通にしてればたいがい成績はAです。

なので、やる気があればいくらでも学べるし、やる気がなければ何も学ばずいても卒業できる、という大学でした。

2015年5月27日水曜日

ニューオリンズではみんな練習大好き

練習しないのがカッコいいという価値観があります。
特にロック〜ポピュラー系のミュージシャンに多い。
本気で真面目に一生懸命やるのがダサい、照れ臭い。
何も考えず酒飲んで適当にやるのがロックだぜ!みたいな。

そんなこと言ってる奴はさっさと音楽やめた方がいい。
ていうか、そいつ何やってもダメですよ。
インドに自分探しにでも行って、そのまま帰って来なければいい。

いや本当はね、練習しないのがいいなんて、誰も本気で思ってないのは分かってますよ。
口ではそう言ってても、家では1人でコツコツ練習してる人も少なくないはず。
やってる人はやってる。
でもなぜか、それを隠す。
真面目にやるのが照れ臭い、という雰囲気が蔓延してるせいだと思います。
そういう雰囲気があること自体が問題なんです。


ニューオリンズは、いい加減な町です。
なんでもルーズだし適当です。
音楽でも、ユルい、レイド・バック、といった言葉が似合います。
でも、練習しないのがカッコいいという価値観は、ありません。
日本とは真逆です。
ミュージシャンは、みんな練習します。
練習しないなんて、ものすごくカッコ悪いことです。
誰でも当たり前にやってることなんです。

最近何を練習してるの?っいう会話を普通にします。
昨日何食べた?っていうくらいの感覚で、昨日は◯◯を練習してさーって話します。
今日の予定は?って聞けば、帰って◯◯してから練習してその後で◯◯して〜っていう風に、練習することは生活の一部なんです。
上手い下手や音楽ジャンルは関係ありません。
子供も、大ベテランも、みんな当たり前に練習するし、練習するミュージシャンは尊敬されます。

もちろん個人差はありますよ。
でも、町中にそういう空気が流れていれば、誰もが多かれ少なかれ練習するようになります。
そういう土台があるからこそ、ルーズに演奏してもそれがいい加減にならず、リラックスした素晴らしい演奏になるんだと思います。

日本、少なくとも東京は逆です。
日常会話に練習のことはあまり出てこない。
練習することをカッコ悪いと思ってるミュージシャンが多い。
僕が練習の話をしてもはぐらかされることも多いです。
なんで?
理解できません。

本気でやって失敗して笑われたら怖い、みたいな、他人の評価を気にする国民性も、関係してるのかもしれません。
僕は、日本人の美徳とされる謙虚とか謙遜とかは、そもそも害悪でしかないと思っているので、余計に気になるのかもしれません。


ニューオリンズの音楽は、ルーズでリラックスして自由でウキウキして素晴らしく楽しい。
でもそれは、練習すること自体も日常の一部で、音楽に対して真剣なことがスタンダードになっているからこそ、なんです。
真剣にやった方が楽しくなる、という、普遍の理屈なんですよ。
適当にやることは、全然カッコよくない。
みんな本当は、わかってるでしょ?

あるいは、練習が面倒で不要だと本気で思ってるなら、音楽は向いてないから早くやめた方がいいと思う。
そういう人は、友達と酒飲んで騒いでれば、音楽なんてやらなくても十分幸せになれる。
楽器に費やす時間がもったいないじゃん。
自分が幸せになれることに時間を使った方がいいですからね。


真剣に楽しく音楽やろうよ、ということ。
ニューオリンズみたいに音楽やれたら、最高に楽しいですよ。

2015年5月25日月曜日

GWOホームページできました!


ようやく!
ゴールデン・ワックス・オーケストラのHPができました!
リンクはコチラ

どうですか!
なかなかCoolな仕上がりになりました。
実は、HPに取りかかったのは、もう去年のこと。
その時はGWOはまだ2人で、HPももっとポップで派手なものをイメージしてたんです。
それがだんだん、GWOは僕のソロユニットの様になってきて、ソロの写真撮影もして、そうしたらCoolな写真が出来上がってしまって、それはもうHPに使うしかないでしょう。
HPの方向性は、写真からインスパイアされた部分も大きいです。

GWOはサザン・ソウルをテーマにしています。
当然、HPもソウルの雰囲気が必要です。
頭の中には、イメージのストックが山の様に詰まっています。
でも、HPの作業は自分ではできない。
人に頼むのですから、あまり要素が多いと、ディテールを伝えるやり取りが膨大になってしまう。
できるだけシンプルにしよう、とも考えました。
実際、ロゴのフォントやカラーだけでも、何回もやり取りしましたからね。

大もとのイメージは、この辺です。

まだコンテンツも少ないし、もっと詰めたい箇所もある。
でも、キリがないですからね。
どんどん動いていかないと。

映像も載せたし、HPを見ればGWOがどういうものか、とりあえず伝わるでしょう。
とにかく説明が難しいバンドですからね。
またひとつ、進みました!


こうしてパッケージは整ってきましたが、肝心の中身については、実は過渡期です。

GWOは現在、僕ひとり。
ライブの話があると、その度に組む相手を探しています。
なので、自分から積極的にライブを入れることはしていません。


というわけで、GWOでは、「ソウル・クラリネット No.1」ゴールデン近藤と組むミュージシャンを募っています!
自推・他推問いません!
HP見てグッときたソウル・ブラザー、連絡まってます!


※新しくアップした動画です。

2015年5月24日日曜日

昨日のコロリダス 長野~渋谷MeWe

昨日はコロリダスで2本。

昼間は長野へ。
小諸のツリーハウス・プロジェクトという場所で演奏しました。

とにかく、ものすごくオシャレ!
山の中にクールなツリーハウスがいくつもあります。
これ全部、中に入れるんですよ!
 
ベースのぽんが、中に入ってみました。
楽しそうでしょ?

 
建物も隅々までセンスがいい。

色んなお店が出店してます。
食べ物、飲み物、野菜、雑貨、本。
どのお店もかっこいいです。

お客さんは親子連れが多くて、みんなオシャレ。
気候もよくて、緑が気持ちいい。
素敵すぎでしょう!

コロリダスはサンバ・ワークショップをやりました。
竹を切って作った打楽器を使って、歌って踊ってみんなでサンバ。
はしゃぐ子供達や、ノリのいいお母さん。
楽しんでくれてよかった!


もちろん、ライブもやりました。
15時くらいの、いちばん気持ちいい時間帯です。
お客さんは緑の中、ベンチに座って微笑んでいます。
いつになく和やかなライブでした。

終わってからもたくさんの人が「楽しかった〜」って声をかけてくれます。
あの空間にいて音楽もあったら、それは幸せになりますよ。
すごく素敵なイベントでした。
次は秋にやるそうなので、お近くの方(あまりいないとは思いますが)は是非!

 
 

そして、夜は渋谷MeWeの13周年パーティーでの演奏。
 

着いたらもう満員。
常連さんも多く顔を見せているようで、いいヴァイヴが溢れてる。
たくさんのゲストDJがナイスな雰囲気を作っています。
いいお店!
こういうお店のお祝いで演奏できるのは、幸せなことです。
お祝いですからね、ライブももちろん盛り上がりましたよ!
 

 
思えば、去年の12周年パーティーでは、僕はモッチェ永井のバンドで出演したんです。
コロリダスのライブをちゃんと見たのも、その時が初めてでした。
まさか1年後にメンバーになっているとはね。
わからないもんです。

盛り上がったライブも終わり、気持ちよくお酒を飲んで帰りました。
長かったけど、いい1日でした!


 
本日は、東京オペラシティのサンクンガーデン広場で、14〜16時の間コロリダスで路上演奏します。
お時間あれば是非お立ち寄りくださいませ。


2015年5月23日土曜日

N.O.生活 1 - ニューオリンズ大学の寮に住む

2007年8月末、ニューオリンズに渡りました。
アメリカの大学は9月始まりですが、手続きやら何やらで早めに行ったんです。
3度目のニューオリンズは、旅行ではありません。
しかし、どんな気持ちだったのか、覚えていないもんですね。

空港からまっすぐ大学へ向かいました。
大学はまだ休みで、ほとんど人がいません。
炎天下、誰もいないだだっ広いキャンパスを、1人でグルグル歩き回って、ようやく受付の建物を見つけました。
留学生を担当する窓口があり、何人か、東南アジアか南米か色の浅黒い若者が手続きをしていました。
僕の番になり、書類を提出したり記入したりします。
そうすると、さっそくトラブルが。
ちょうど僕が入学するタイミングで、新しい寮が建てられて、そこに入るはずだったんです。
それがなんと!工事が遅れていてまだ完成していない!
驚きです。

土地カンもない僕に、選択肢はありません。
ダウンタウンにホテルを取りました。
とはいえ、観光シーズンではないので安く取れたし、その間の寮のお金は日割りで後から返ってきたので、大きな出費ではありませんでしたが。
さすがニューオリンズ。
このルーズさに慣れなくては、やっていけません。


1週間くらいして、ようやく寮が完成しました。
部屋は4人でシェアします。
バス・トイレは2人でひとつですが、ちゃんと自分の部屋があります。
ドアを開けると共有スペースとしてリビングがあり、そこから個室に別れる作りです。
アメリカの大学の寮って、大部屋に数人で住むパターンも多いみたいです。
それに比べると、プライベート空間があるのは恵まれてました。
部屋自体は、恐ろしく狭いですけどね。
四畳半よりもっと狭い。
シングル・ベッドと机で部屋はいっぱいです。
クローゼットと、ベッドの下、あとはリビングにも物が置けるので、収納は大丈夫でしたが、まあ狭かったですね。

ルームメイトは、ネパール人2人とタイ人でした。
3人とも、たしかエンジニア専攻だったかな、とにかくなにか技術系の勉強をしていました。
ニューオリンズ大学は、州立大学です。
専門学校ではないので、音楽以外の学科もたくさんあるんですよ。

タイ人の名前は、クサリン。
いい奴でした。
常にタイのホットソースを持ち歩いてて、それをどんな料理にもつける。
もちろん、ニューオリンズにもホットソースあるんですが、それじゃ物足りないと言います。
メチャクチャ辛くて、僕にはとても無理でした。

そうそう。
ホットソースといえば、タバスコって、実はニューオリンズ産なんですよ。
ニューオリンズでしか作ってないんです。
町の土産物屋に行くと、タバスコ関連のグッズもたくさんあります。
タバスコ味のチョコレートなんかもありますよ。

クサリンは、家族の期待を背負って留学してきていて、いつも真面目に勉強してました。
全米でも数か所でしか学べない特殊な分野を勉強していて、試験前なんか本当に大変そうで。
僕も真面目な学生だったし、気が合って、ルームメイトじゃなくなってからも仲良くしていました。


ニューオリンズ大学は、ネパールと何かコネクションがあるらしく、たくさんの留学生が来ていました。
陽気で適当な奴らでしたね。
僕らの部屋にもいつも仲間が出入りして、面白かったです。
適当だったけど、やっぱり異国に勉強に来てるので、しっかり勉強もしていました。


ようやく落ち着いて、大学生活がはじまりました。

2015年5月20日水曜日

Buescher "True Tone" カーブド・ソプラノ・サックス

買ってしまいました!!
1924年製 Buescher "True Tone" カーブド・ソプラノ・サックス!!

少し前にカーブドを借りて吹き始めてみて、そしたらもちろん楽器についてもいろいろ調べるわけです。
僕の借りた楽器は、マルカートという下倉楽器のオリジナル。
低価格ながらいい楽器のようです。
実際、ちゃんと鳴るし、少なくともカーブド初心者の僕としては不満はありません。
でも、もっと高い楽器や、他に低価格のモデルも各社から出ているので、やっぱり気になります。

で、とりあえず試奏しに行ってみたんです。
大久保のお店に、ちょうどヤナギサワの楽器が置いてありました。
現行の楽器では評価の高い、そして値段も高いモデルです。
軽い気持ちで吹いてみたら、全然違う!
とてつもなく吹きやすい!
ちゃんと「楽器」です。
マルカートも、問題はないんですが、申し訳ないけれどもヤナギサワを吹いた後では「楽器」に思えない。
極端ですが、そのくらい、衝撃的に違いました。

その勢いで楽器屋をまわり、出会ったのがこのBuescher。
ヤナギサワも素晴らしいんですが、Buescherは音色の幅というか、雑味というか、とにかく音と吹奏感が堪らない。
なんでヴィンテージ楽器って、いい音するんだろう。
別に新品でもいいんですよ、音が良ければ。
でも、音色で選ぶと、いつもどうしても古い楽器に惹かれてします。
ヤナギサワは100万円くらいするカーブドも出してるので、そこら辺になるとまた違うのでしょうか。

しかし、元々カーブドなんて吹く気なかった訳だし、もちろん予算もありません。
ちょっと盛り上がったからといって、すぐに買えません。
でも、この世界を知った後でマルカートに戻るのは、難しすぎる。

悩んで、Tiny Song Showのミホちゃんに相談してみました。
ミホちゃんは、ヴィンテージのConnのカーブドを吹いてるんですよ。
Connは何とも言えない音色に定評がありまして、ヴィンテージ楽器の中でも独自の位置にあります。
実は僕もずーっと昔にConnのカーブドを所有していたことがあったんです。
もう息を入れるだけで1人でうっとりしてしまう様な、素晴らしい音色でした。

Tiny Song Showの相方のアツシさんもヴィンテージ楽器に詳しいので、2人で一緒に試奏しに来てもらいました。
アツシさんは、Little Fats & Swingin' Hot Shot Partyのリーダーでもあり、弦楽器&トランペット奏者です。
サックスは吹きません。
なのに、僕よりサックス詳しいですからね。
二人とも、楽器好きすぎ。

そして、強力すぎるアドバイザー達の意見も、このBuescherは素晴らしい、と。

もちろん僕もミホちゃんのConnと吹き比べてみました。
音色は、まあ好みの問題ですね。
甘い音色でアコースティックな演奏が多いのであれば、やはりConnの音色は捨て難い。
Buescherは、雑味もありつつ、よりファンキーな厚みがあるように思えます。
僕はマイクを立てたバンド・セッティングで使うことも多いと思うので、Buescherかなー。
そしてこの楽器、操作性が素晴らしい!
古い楽器は、キイの配置がまだ洗練されてなくて、操作性が悪いことが多いんです。
でも、このBuescherは、ヴィンテージ楽器としては驚くほどに使いやすい。
アツシさんも盛り上がってます。
サックス吹きじゃないのに。

まだ、悩みます。
それからネットで調べるうちに、イギリスの楽器屋がものすごく状態のいい同年代のBuescherを売りに出してるのを発見しました。
その楽器屋ともやり取りをして、他の英語圏のサイトからも情報収集をして。
だいぶヴィンテージのカーブドに詳しくなったと思います。
その上で、再度Buescherを試奏しに行って。
 
買いました!

楽器も、出会いですからね。
出会ってしまったものは、仕方がない。
恋と一緒です。
そして手に入れた後は、続かせる努力が必要です。
毎日愛情を注いで息を入れます。
愛情を注げば、楽器も応えてくれる。
音も変わってきます。
どんどん楽しくなります。
 
そんな関係を夢見つつ、練習します!
来月あたりには、もうバンバン吹きますよ!

2015年5月17日日曜日

GWOワンマン終了!

昨晩バイユーゲイト、ありがとうございました!
見に来ていただいた皆さん、マスター有さん、そして酔狂な試みに付き合ってくれた仲間たち。
心から感謝です。

3時間近く、おそらく30曲くらい演奏したはずです。
僕はともかく、見てる方も熱気でたっぷり汗をかいたことでしょう。
ソウル・ミュージックの感動は、汗の量に比例しますからね!
いいライブになったと思います。


1stステージ(ギター 米内山尚人)
That`s All I Need
Cry to Me
I Love The Life I'm Living
Dark End of the Street
Lonely Teardrops
I Slipped A Little
スタンド・バイ・ミー
テネシーワルツ


2ndステージ(ギター 中里淳)
That`s All I Need
Congo Mombo
Sea of Love
These Lonely Lonely Nights
魚ごっこ
Keep On Pushing
You Send Me〜For Sentimental Reasons〜Bring It On Home To Me
Cry Baby


3rdステージ(ギター 山本和人、ベース的場新太郎 + ゲスト上村秀右)
That's All I Need
Got You On My Mind
South to Louisiana
Pleading for Love
That's How Strong My Love Is
Love Me Tender
Touch the Hem of His Garment
Let Them Talk
テネシーワルツ
男が女を愛する時


全員で
Twistin' The Night Away


アンコール
Soul Man



歌もなく、ジャズやクラシックみたいに演奏内容を鑑賞するわけでもない。
それで3ステージ飽きさせないって、けっこう大変です。
どうなんだろうか、という不安な気持ちも、正直ありました。

しかし!
全く心配無用でしたね!
飽きるなんてことなく、たっぷり楽しんでもらえたと思います!


いやー、思いつきで始めたバンドがここまで続くとは。
GWOを始めるまで、自分がセンターに立ってステージを仕切ることはありませんでした。
ジャズ系ではやってましたが、それはショウではないですから。
その場合、大事なのは演奏の中身で、喋りはあくまでも繋ぎです。
GWOは、ショウです。
演奏だけしてれば済むものではない。
長いステージでそれがやれたことで、自信がつきました。
もうどこでやっても大丈夫!
後は精度を上げていくだけです。
よし、やるぞ!!


Golden Wax Orchestraの次回ライブは、6/5(金)横浜長者町 FRIDAYです。
共演は、僕も大ファンの哀愁歌謡バンド、ペーソス
楽しみです!


2015年5月16日土曜日

GWO音源できました!

 Golden Wax Orchestra の音源ができました!


先月の撮影の際に、映像と別にマイク立てて録音もしてたんです。
全7曲なので、ミニ・アルバムと呼ぶべきでしょうか。

もともと、アルバムを作るために録音したんじゃないんです。
とにかくGWOは、内容を説明するのが難しいバンドです。
なので、資料的に渡せる音源と映像が欲しかったんですよ。
だから最初は、自分のiPhoneで録ればいいや、くらいに思ってました。
それが、結果として撮影も録音もスペシャリストが参加してくれることになりまして。

それなら!
ということで、録音前日に急遽、曲を増やすことにしたんです。
まずは曲数できるだけ録ってみて、それからどうするか考えようと思って。
そしたら!
当初の予定を遥かに上回るモノができてしまった。
これは出していいだろう。
ワンマンまでに出来れば、と急ピッチでパッケージを考えて、ようやくギリギリ完成しました!


まさかこんな流れで音源をまとめることになるとは。
準備万端で臨んだレコーディングではないので、聞き直すと気になる箇所もあります。
リハなしでその場で合わせて録った曲もありますしね。
でも、適度なライブ感とラフさが、かえってこのバンドには合ってる気がします。
肝心の「ソウル」の部分は、間違いなく捉えられていますから。

だって、ソウルのあるミュージシャンを集めましたからね。
ギターに上村秀右。
僕が日本最高のロックバンドと思っているイグノランツのリーダー。
例えばジミヘン好きなギタリストっていっぱいいますが、その魂の部分にまで近づいていける人を、僕は彼の他に知りません。
自分のバンド以外でも、ブルース界隈では大御所との演奏も多いです。
実力派です。

そしてベースには的場慎太郎。
20年近くの付き合いになります。
彼ほど野性味があってマジカルなベースを弾く人はいません。
上手い人は他にもたくさんいますが、的場さんはね、とにかくワクワクさせてくれるんですよ。
世界一好きなベーシストかもしれません。


GWOの代表曲のひとつ、Touch The Hem Of His Garment はもちろん、ずーっとやりたかった2曲、Let Them Talk と Beautiful Isle of Somewhere も収めることができました。
Let Them Talk についてはコチラに書きました。

Beautiful Isle of Somewhere は、古い賛美歌です。
敬愛するシンガー、ジェフ・マルダーが歌っています。
復帰後のライブ盤の最後に収められたアカペラ・バージョンが大好きです。

ジェフ・マルダーの音楽に対する向き合い方には、とても勇気づけられてきました。
10年くらい前でしょうか、復帰後の来日ライブ初日のスターパインズ・カフェに行きました。
そこで、ジェフが書いた日本のファンへ向けた手紙が配られたんです。
そこには、ブランク期間から再び演奏活動を始めた心境などが書かれていました。
とても感動的な文章でした。

その後ニューオリンズ大学で勉強してる頃は、練習用クリアファイルの表にジェフの写真を貼っていました。
そのくらい、色んなものを与えてくれてきたミュージシャンなんです。
彼が70年代に残したアルバム群は、アメリカン・ミュージックの宝だと思っています。

ジェフがアカペラで歌ったその曲を、録音しました。
もちろん僕もアカペラで。
今後も機会があれば、また録音したいと思っています。


熱い音源ができました。
収録曲は

Love Me Tender
Touch The Hem Of His Garment
The Dark End Of The Street
Those Lonely, Lonely Nights
Tennessee Waltz
Let Them Talk 
Beautiful Isle of Somewhere

です。
もちろん、バイユーゲイトに持って行きます。
お楽しみに!

ご来場、心からお待ちしています!!!


5/16(土)
GWO presents 「ゴールデン近藤 Sings Soul」
ギター:米内山尚人(ペーソス) / 中里淳 / 山本和人
ベース:的場慎太郎

19時 open / 19:30 start
Charge 2000円

2015年5月15日金曜日

明日のために〜楽器の掃除

朝から楽器の掃除をしました。

一昨日のライブで、なんか楽器が鳴らないなーと感じたんです。
自分のせいかと思いました。
その前の数日は、クラリネットを吹く時間が少なかったので、それで鈍ったのかな、と。
冷静に考えたら、そんな訳ないんですけどね。
まあ、なんか調子悪いのかなー寝れば治るかなーって。

でも昨日のリハでも、やっぱり鳴らない。
リードを取っ替え引っ替えしてみてもダメです。
参ったな。
明後日ワンマンなのに。

で、今朝起きて、とりあえず掃除してみることにしました。
トーンホールの汚れを取るんです。
穴に汚れが溜まって楽器の鳴りが悪くなることって、けっこうあるんですよ。
特に上部の小さな穴だと、ちょっとのカスでも影響します。

キイを外します。

あとは、綿棒でトーンホールの汚れを掃除するだけです。
思ったより汚れていませんでした。

で、また組み立てます。
キイを取り付ける順番を間違えるとやり直しになり、たいてい一回くらいは間違えてしまいます。
分解なんてたまーにしかやらないので、忘れちゃうんですよね。

あと、こういう針金みたいな細いバネが本体についてまして。

気をつけて持たないと手に刺さって痛い。
まあね、刺さりますよ。

でも、分解してみると、改めてアルバート式はシンプルだなーと思います。
キイが少ないので組み立ても楽です。
ボエーム式はもっと複雑なので、分解掃除はひと苦労ですからね。
針金も多いから、いっぱい刺さるし。

さて、できた!
吹いてみると、調子も良さそうだ!

と思ったのも束の間、そのまま少し練習してると、やっぱり鳴らない気がしてきます。

うーん、これは果たして気のせいなのか。
悩むだけ時間の無駄です。
いつもお世話になってるリペア・ショップに持って行ってみました。

結果、どうやら楽器は何ともないようです。
気候の変化が影響してるのでは、とのこと。
なるほど、それはあり得る。
うーん。
とりあえず、リードやリガチャーを変えて探ってみます!


まあ、明日はね、気合で乗り切りますよ!
そういうライブですから!
そもそも楽器に頼るという発想が、ソウルじゃない!

というわけで、気合十分、明日はやり切りますよ!


5/16(土)
GWO presents 「ゴールデン近藤 Sings Soul」
ギター:米内山尚人(ペーソス) / 中里淳 / 山本和人
ベース:的場慎太郎

三鷹 バイユーゲイト http://bayougate.voxx.jp/
19時 open / 19:30 start
Charge 2000円

2015年5月14日木曜日

土曜はGWOワンマン!

いよいよ!
土曜はGolden Wax Orchestraワンマン・ライブです。
たっぷり3ステージ、サザンソウルにとどまらないGWOのレパートリーを、惜しみなくソウルフルに歌い上げます!
普通のワンマンではありません。
ステージごとに、ギタリストが変わります。
相手のギタリストによって僕の歌い方がどう変わるか。
自分でも楽しみです。

まずは哀愁歌謡バンド、ペーソスの、Mr.米内山。
ゴダンのエレアコによる、ツボを押さえた的確なプレイ。
コードのヴォイシングや流れが秀逸で、すごく歌いやすいです。
ペーソスでの自由なボーカルの伴奏で鍛えてるんでしょう。
僕が無茶苦茶やっても動じませんしね!

そして、カラス座の中里淳 。
なんと、ドラムを叩きながらギターを弾きます!
といっても、バスドラとハットくらいではありますが。
いわゆる、ワンマン・バンドのスタイルですね。
まだ合わせたことないので分かりませんが、見ものですよ!

そして、オリジナルGWOのギタリスト、山本和人。
僕のソウルの師匠でもあります。
Touch The Hem 〜 やLove Me Tender は、彼のアイディアなしでは成立し得なかったでしょう。
このステージでは、レコーディングにも参加した的場慎太郎もベースで加わります。

GWOのライブ、今までは、シチュエーションによって選曲ジャンルを変えていましたが、今回は全部やります!
楽しませる、唸らせるセットリストを、練りに練ってあります。
お楽しみに!

会場は三鷹バイユーゲイト。
GWO立ち上げの頃から見守ってもらっています。
こんな変わったバンドが、ワンマンやれるくらいに成長するとはね。
あらためて、自分でも驚きます。
今回もここでやれて、嬉しいです。
まだ来たことない方、この機会に是非!


あとは、僕が3ステージ駆け抜けられるか。
走り込みとか、しようかな。
あと2日しかないけど。
でも考えてみれば、JBやサム&デイヴは、あのステージを毎日、日に数回もやってたわけです。
弱音は吐けない。
全部さらけ出して絞り出すのがソウル・ミュージックですからね!
やりますよ!
お待ちしております!


5/16(土)
GWO presents 
「ゴールデン近藤 Sings Soul」
ギター:米内山尚人(ペーソス)/ 中里淳 / 山本和人
ベース:的場慎太郎

19時 open / 19:30 start
Charge 2000円


2015年5月11日月曜日

カーブド・ソプラノ


ソプラノ・サックスを始めました。


一般的なソプラノは、クラリネットみたいに真っ直ぐな形をしてます。
これは、それを曲げてアルトやテナーみたいな形にしたもの。
カーブド・ソプラノと呼ばれます。

コロリダスで曲のアレンジに幅が欲しいなと思ったのがきっかけです。
先日の東北ツアーの時に、友人から使ってない楽器を借りて持っていってみました。
試しにライブでも吹いてみたら、なかなか楽しくて。
でも、さすがに音と指がぜんぜん直結しなくて、思うようには吹けませんでした。

楽しい!
もっと吹きたい!

なので、ソプラノも練習することにしました。

カーブドって、普通のストレートのソプラノとはまた少し個性が違うんですよね。
もっと、軽いというか何というか。
ストレートに比べると、サックスらしさが薄い気がします。
チャルメラっぽい雰囲気もありますね。

クラリネットだと、編成によってはどうしても他の楽器に埋もれてしまうし、そもそも音が丸すぎて、バキっとしたリフなどには向かないんです。
アルトは持ってますが、あまり吹きたくないし。
でかいし重いですからね。
なので前からソプラノ欲しかったんですよ。

ソプラノならやっぱストレートだろうと思ってましたが、吹いてみるとカーブドもいい。
見た目も可愛いし。
まあ、借りてる楽器だし、選択肢はないんですけどね。
いいソプラノ、欲しいなー。
とりあえず、練習します。


さっそく明後日の「ジャズは水色」で使ってみるつもりです。
なかなか良い音しますよ!
聞きに来て下さい!
ちなみに今回から、ピアノ上山実の激情トークコーナーが始まりますので、お楽しみに!

5/13(水) 
『ジャズは水色』
19:30オープン
900円

2015年5月10日日曜日

GWOロゴつくりました!

こんなロゴを作ってみました。
 

どっかで見たことあるって?
そう思ったあなたはソウルマン。
伝説のソウル・レーベル Goldwax Records のロゴを、参考にさせていただきました。
Golden Wax Orchestra の名前も、もちろんこのレーベルからきています。

Goldwaxは、1964~1969年の短期間だけ存在していた、テネシー州メンフィスのレコードレーベルです。
ヒット曲はJames Carrの「The Dark End of The Street」くらいなので、一般的にはあまり知られていません。
でも!リリースされたもの全部がいいんですよ!
零細レーベルで自社スタジオもなく、色々なスタジオやミュージシャンを使って録音しているっていうのに、ちゃんとカラーが出てるんです。

オーナーであるクイントン・クランチのセンスとこだわりの結果なんだと思います。
Fameのリック・ホールもそうですが、こうした音楽を愛する人物の努力によって、多くの素晴らしいミュージシャンの演奏が世に残り、それによって僕もこうしてまた音楽をやっている。
Goldwaxは短命に終わりましたが、クイントン・クランチはどんな思いだったのでしょうか。

あーダメだ!
つい気持ちが盛り上がってしまう!
今日はGoldwaxについて書こうと思ったんじゃないんですよ。


GWOのHPをね、作ってるんです。
もちろん自分ではできないので、できる人にお願いして。
けっこう前からやってるんですが、ようやく形になってきました。
このロゴも最近作ってもらいました。

連日、細かいデザインのやり取りをしています。
できるだけ任せたいとは思うのですが、細かいレイアウトやフォントの色など、どうしても気になってしまうんですよね。
それも、具体的なものを提示できるわけではなく、僕の中のイメージのストックという抽象的なものが基準なので、伝えるのが難しい。
 
いろんな参考資料を見せたり、先方からも案を出してもらって、なんとか着地点を探します。
自分で何も作業ができないですからねー、僕の頭の中を見せることはできないのが、もどかしい。
大変でもありますが、楽しいです。
楽しいし、完成が楽しみなので、ブログに書こうと思ったんです。

ちなみに、こんな資料を基に、トップページを詰めています。

 
近日中には、HP公開できると思います。
お楽しみに!
 
 
そして!
今度の土曜は、GWOワンマンです!
ギタリストを変えながら、たっぷり3ステージ、吹きまくりますよ!
 
5/16(土)
GWO presents
「ゴールデン近藤 Sings Soul」
ギター:米内山尚人(ペーソス)/ 中里淳 / 山本和人
 
三鷹バイユーゲイト
19時 open / 19:30 start
Charge 2000円
 

Goldwaxレーベルについては、改めて書きます!
長くなるだろうことは分かってますしね。
 

2015年5月9日土曜日

Bulletproof Musician: 頭の中の蚊を追い払う -「オープン・ループ」

Bulletproof Musician という英語のサイトの記事を、ランダムに翻訳するシリーズです。
ミュージシャンのメンタル面に関する内容を扱っています。
音楽をやっていない方でも、自己管理やマインドの問題に興味があるなら、是非ご一読下さい。




A Simple Strategy for Worrying Less and Practicing More Productively
http://www.bulletproofmusician.com/a-simple-strategy-for-worrying-less-and-practicing-more-productively/



祖父はいつも、リビングで新聞を広げていました。
テレビをつけて、ラジオも聞きながら、スポーツ欄を読むのです。

幼い私にとって、3つのことを同時に行う祖父の姿は驚きでした。
しかし、マルチ・タスクが日常となった現代の感覚では、ちっとも驚くことではないでしょう。
テレビに加えて、Eメール、 SNS、子供の世話、仕事やその他の雑務、様々な付き合い等々。
祖父の世代が1年かけてやることを、朝食前に済ませてしまっているかの様です(だいぶ誇張した表現ではありますが)。

マルチタスクを求められる機会は増え続け、多くの職場において重要なスキルとなってきています。

自分のマルチタスクのレベルを知るための簡単なテストを、次に紹介します。


The David Copperfield multi-tasking test

※ ビデオは英語ですが、難しくはありません。1分で終わります。
デヴィッド・カッパーフィールドによる簡単な説明の後、車が動き出します。
ナレーションで "Magic" と言う回数と、車外のスクリーンにカッパーフィールドが映る回数とを同時に数えるのです。


どうでしたか?
なかなか難しかったのではないでしょうか。

マルチタスクにはコツがあります。
最初からできる人間はまずいません。

二つ以上のことを同時に意識するのは、脳の仕組みからして無理があります。
このことについては、John Medina’s の書いた Brain Rules (リンク先は英語です)で詳しく説明されています。
一度に複数のことを行う場合、それぞれの作業効率は下がるものなのです。


練習時の集中力

集中して練習していて、気づいたら時間が経っていた、ということがあります。

反対に、余計な思考が次々と浮かんできて集中できない日もあるでしょう。
それはまるで、練習室に蚊が入り込んで頭の周りを飛び回っているようなものです。

こうした、雑念のせいで練習がはかどらないという経験は、誰しもあるはずです。
どうすれば頭から蚊を追い払い、集中した練習ができるでしょうか。


不安の常駐

心理学でよく用いられる “不安の常駐” という概念があります。

何かが繰り返し意識に浮かぶ時、実際にはその事柄と無関係な状況にいるはずです。

例えば、パートナーとケンカをしたとします。
どうしたら仲直りできるかという考えが、仕事中も頭から離れません。
仕事をしながら考えても、いいアイディアが浮かぶはずがないにも関わらず。

あるいは、仕事の後でタマゴとシリアルを買って帰る約束をしたのを思い出したとします。
しかし、午後1時に2時間後のリハーサルの準備をしている最中に、夜の買い物についてできることは何もありません。


オープン・ループ

これは、課題に対して明確な解決プランが立てられていない状態で、 “オープン・ループ” と呼ばれます。

オープン・ループがあると、その課題が頭から離れずにストレスとなってしまいます。

例えばニューヨークで、ちょっと買い物をしようと駐車禁止の場所に車を停めたことはありませんか?
たとえ数分の間だけでも、切符を切られないか心配しながらでは、買い物に集中できません。
駐車場に停めて買い物を楽しむのとは、大違いです。


ループを閉じる

集中して効率の良い練習を行うためには、オープン・ループを閉じる必要があります。

課題そのものを解決する必要はありません。
ただ思考がループしないようにすれば良いのです。

ノートかメモ帳を用意して下さい。
練習中に頭に何か浮かんだら、それらを全て書き留めましょう。
そして、書き留めた課題にいつ取り組むのかを決めるのです。

ただ書き留めるだけでは効果はありません。
課題に取り組む時間を決め、確実に実行しなくてはなりません。
さもなくば、脳はすぐにこの方法を信用しなくなり、ループが再開されるでしょう。

パートナーとの喧嘩が頭を離れなければ、例えば、ランチの時に考えると決めるのです。
サンドウィッチを食べながら、30分間もあればいくつか解決策が浮かぶことでしょう。

買い物の例では、忘れないようにアラームをセットするのが良いかもしれません。
位置情報を関連づける仕組みがあれば、より効果的です。


The one-sentence summary

“いくら心配しても未来の悲しみはなくならない。ただ今日の輝きが失われるだけだ”
コーリー・テン・ブーム(Corrie ten Boom)