2015年11月29日日曜日

GWO&りぶさん、最高でした!

昨日はGWO/りぶさんのライブ。
月末の土曜の夜、いろんなライブも重なる中お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
ハッキリ言って、後悔させなかった自信はありますよ!
ものすごくいい夜になったと思います!

とにかく、りぶさん(いちおう説明しますが、個人ではなくてバンド名です)がね、最高でした!
すごく、楽しい!
いや本当に、最高のライブバンド。
少なくとも、ドラムなしの小編成では、彼らに敵うバンドはそうはいないでしょう。

アメリカン・ルーツ・ミュージックのいい部分を大事にした、直球のバンドです。
そういうバンド、いっぱいありますよね。
でも、りぶさんは、頭100個分くらい突き抜けてる。
演奏の楽しさ、音楽の楽しさ、バンドの楽しさを、とことん全身で見せてくれる。
あー説明難しいな。
だって、何も特別なことはやってないんだから。
Youtubeに動画もあるけど、彼らの良さの1割も伝わってこないので、騙されたと思ってライブに行ってみて下さい。
後悔しませんから!

ハッキリ言って、あんなバンドやれて羨ましい。
もう十何年やってるそうです。
みんな音楽大好きで、一緒に音を出すのが楽しいんだろうな。
そんなの、夢ですよ。
NRBQとか、デッドとかも、そうだったんじゃないかと思います。

はじめて見たお客さんも、みんな笑顔で楽しそうにしてる。
音楽の力でそれをやってのける。
すごい奴らです。


りぶさんが最高なのは、分かってました。
絶対に盛り上がる。
GWOは2人だしアコースティックだから、普通に考えたらGWO→りぶさんの順番が妥当です。
でも、あえて後攻を選びました。
りぶさんのステージの後で自分がどうなるか、やってみたかったんです。

結果。
わけのわからないテンションのライブになりました!
だって冒頭2曲でもう血管切れそうになるし、ハイになって床に這いつくばったりもしましたからね。
だいぶメチャクチャやりました。

それを支えてくれたのは、ギターのビューティフル美田。
彼のグルーヴと、呼吸を合わせる力は信用できます。
初GWO、大変だったはず。
俺はリハと違うことやるし、どんどんギターに振るし、相手りぶさんだし。
素晴らしくビューティフルなミュージシャンです。
おかげで、思う存分に吹き切ることができました。

こんな曲をやりました。

When A Man Loves A Woman 
That's All I Need 
Cry to Me 
Those Lonely Lonely Nights 
Goodnight Sweetheart, Goodnight 
Dark End Of The Street
Sisters
Don't Cry 
Cry Baby 
Tennessee Waltz 
Soul Man

突き抜けたライブになったと思います。
何度も見てるお客さんから、今日は本当に良かった!との声もいただきました。
りぶさんのおかげです。
最後には全員で、Bring It On Home To Me と、りぶさんの曲、sing a song ラララを。
なんてハッピーなひと時。
音楽って素晴らしいです。

もうすぐ10周年となるバイユーゲイト。
いいお店です。
いい場所で、いい人に囲まれて、いいミュージシャンといい音楽をやれる。
なんて恵まれてるんだろう。

いい夜でした。
みんなありがとう!

2015年11月27日金曜日

Bulletproof Musician: トップ・プレイヤーの練習法


Bulletproof Musician という英語のサイトの記事を、ランダムに翻訳するシリーズです。ミュージシャンのメンタル面に関する内容を扱っています。音楽をやっていない方でも、自己管理やマインドの問題に興味があるなら、是非ご一読下さい。




ある晩、子供達がテコンドーの"型"を練習している時です。
「TVゲームに戻る前に "型" を5回くり返すように」と、思わず声をかけました。
もちろん、親心からです。

回数に意味がないことはわかっています。
毎回きちんとフォームを意識することが重要なのですから。
しかし、親としては、回数を決めることでどこか安心できるのです。
反復すれば上達するということではなく、私は、これはしつけの一つと考えます。
将来に役立つ規律が身に付くのでは、と。

テクニックをみがくためには、一定量の反復練習が必要なことは間違いありません。
しかし、つきつめれば "量より質" だということも、また真実です。

では、"量より質"とはどういうことでしょうか?
具体的には何をすればいいのでしょう?


ショスタコーヴィチを練習する

テキサス大学のRobert Duke率いる研究チームが、ピアニストの練習方法を調べました。

音楽教育学部でピアノを専攻する学生17人を集め、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲1番から抜粋した、3小節の課題を弾かせます。
課題は、見てすぐでは困難ですが、少し練習すれば弾けるレベルのものです。


実験

学生たちは、2分間ウォームアップを行った後で、課題の譜面と、メトロノームと筆記用具を与えられます。 

時間制限はありません。
好きなだけ練習して、十分だと思えばいつ切り上げてもかまいません。
その結果、各自の練習時間は、8分半から57分までバラバラでした。

そして、そこから翌日のテストまでの間は、課題のことは一切考えずに過ごします。


24時間後

翌日は、2分間のウォームアップの後、課題を15回、止まらずにくり返し演奏します(もちろん、最初に戻るたびに一呼吸おきますが)。

演奏は、2段階の基準で評価されます。
最初にみるのは音とリズムの正確さです。
次に、音色や表現力、個性なども評価対象に加えられます。

結果は興味深いものでした:

  1. 練習時間は結果に反映されませんでした。  
  2. 反復練習の回数は結果に反映されませんでした。 
  3. 練習時に正確に弾けた回数は結果に反映されませんでした。

結果に反映されたのは :
  1. 練習時に間違えた回数です。間違えて演奏した回数が多いほど、スコアは低い傾向にありました。 
  2. 正確に弾けた回数の割合も、結果に影響しました。正しく演奏した割合が多いほど、高スコアになる傾向が見られたのです。


8つの特徴

なかでも3人のピアニストが飛び抜けていました。
彼らの演奏は、音色もリズムも安定し、表情も豊かで (強弱もリズムの抑揚もしっかりコントロールされています)、ぎこちなさはありませんでした。

研究チームは、練習風景を録画したビデオを見なおし、3人と他のピアニストとを分ける8つの特徴を発見しました。
  1. 最初は両手で練習する。
  2. 初めの段階から表情をつけて練習する。どう弾きたいか、ということが最優先されます。
  3. 考えながら練習をする。譜面を見ながら黙り込んだり、ハミングしたり、書き込みをしたり、「よし」 「ああ」とうなずいたりする様子が見られました。
  4. 問題の箇所にそなえて、その手前で一呼吸おく。
  5. ミスが起こった場合は、後回しにせず即座に対処する。
  6. ミスをした箇所を正確に特定し、修正されるまで練習する。
  7. 弾くスピードを段階的に変える。たとえば、難しい箇所に関しては、ゆっくりはじめて少しづつスピードを上げていく、というように。
  8. 問題のある箇所は、それが修正され安定するまでくり返し練習し、さらに前後の流れの中で弾いてみて確認する。


3つの重要項目

上記の8つのうち、3人全員に共通する項目が3点ありました。
しかもその3点は、他のピアニストにはほとんど見られなかったものです。
3人以外では、4位と6位の2人がランダムにおこなっていたのみでした。

6. ミスをした箇所を正確に特定し、修正されるまで練習する。
7. フレーズを弾くスピードを、段階的に変える。たとえば、難しい箇所に関しては、ゆっくり始めて慎重に少しづつスピードを上げていく、というように。
8. 問題のある箇所は、それが修正され安定するまでくり返しし練習し、さらに前後の流れの中で弾いてみて確認する。

ここから何がわかるでしょうか?

分析によれば、3人に最も特徴的なのは、ミスへの対処の仕方です。
彼らは、他のピアニストと比べて最初からミスが少なかったわけではありません。

彼らも最初はミスをしていました。
しかし、上記のやりかたで修正し、同じミスのくり返しを減らして全体の演奏レベルを向上させたのです。 


最重要項目


トップ・ピアニストたちは、片手づつ練習したり、難しい部分だけ抜き出したり、さまざまな練習方法をもちいます。
なかでも、もっとも効果的と思われる方法は、
”スピードを落とす”
ことです。
トップ・ピアニストたちは、ミスをした場合、その箇所を弾きなおします。
しかし、今度はただ弾くのではなく、問題部分のテンポを遅くするか、直前で間を取ります - 演奏を中断するわけではありません。

テンポを落として難しいパートを正確に演奏することで、体に正しい動きを覚えこませるのです。
間違いをくり返していては、問題を正確に見極め、根本的なテクニックの改善を行うことはできません。


今回の内容は、以前に書いたバスケットボール選手の記事 (一流の練習・二流の練習』) にも共通する部分が多いので、一読をおすすめします。

2015年11月25日水曜日

いまGWOを見るべき3つの理由




今週土曜、久々に Golden Wax Orchestra やります!
これはね、見に来た方がいいですよ!

理由1:ギタリストがいい!
今回、新しいギタリストと組みます。
ここ1年ほどは、ライブの度にギタリストを変えていました。
色んな人とやってみたい、というのもありましたが、GWOのギターって実は難しいんですよ。
アコースティックの活動がメインの人だと、ソウルのリズム感がなかなか掴めない。
ソウルをやってる人は、バンドに慣れているので、2人になると何を聴いて弾くべきか迷ってしまう。

そんな中で、今回のギタリストは群を抜いています。
おかげで、僕もかつてないくらい自由にソウルフルに吹き散らかす自信があります!

理由2:共演バンドがいい!
りぶさん」。
最高のライブバンドです!
ルーツ・ミュージックをベースにしたギターとベースの3人組。
とにかくグルーヴィ!
とにかく楽しい!
これ見てハッピーにならない人は、いないと思います。
こんなバンドやれるなんで、はっきり言って羨ましい!

理由3:会場がいい!
会場は、三鷹バイユーゲイト
延焼被害からもうすぐ1年。
ようやく建物の修理が決定し、すでに工事に入っています。
実は、火事の直前に、定期的にツーマンでライブをやる話になっていたんです。
その後、建物復旧の見通しがない状態の中でも、ライブをやりました。
こうして、安心して出演できる日が来るとは。

そうした経緯もありますが、そもそもバイユーゲイトって、音がいいんですよ。
元々教会だったそうで、生音がよく響きます。
クラリネットとギターというGWOの編成にはピッタリ。
雰囲気もいいし、マスターもいい。
いい店です!


これだけ条件が揃ったら、来るしかないでしょう!
最高のサタデーナイトを、約束します!

11/28(土)
南風酒場 バイユーゲイト
出演:Golden Wax Orchestra/りぶさん
19時オープン 20時スタート
2000円

お待ちしております!




2015年11月24日火曜日

昨日はあがた森魚


昨日は、あがた森魚のライブでした。
コロリダスのボーカルけんた君と2人で、ゲスト出演の形で数曲演奏してきました。

先月、2人であがたさんの新譜のレコーディングに参加しました。
ブラジルぽい曲があるから、というので呼ばれて、行ったその場で録音してきました。
これが、本当にいい曲なんですよ。
あがた森魚としても、今までにないテイストだと思います。
個人的には、「港のロキシー」を聞いた時のような感動でした。
まあ、その曲は僕はコーラスだけで、クラリネットでは別の曲を録音したんですが。

その流れで、昨日はケペル木村さんのフォホーのトリオと一緒に、ライブにブラジル・テイストを添える役目で参加したんです。
久しぶりにあがたさんと一緒にステージに立てたことが、嬉しかったです。


あがたさんとは、実は古いんです。
まだクラリネットを始めて間もない頃に出会って、しばらくピム&ピータースという名前で、バンドの形で一緒に演奏していました。
僕はまだクラリネットに転向したばかりで、お世辞にも上手いとは言えなかったと思います。
あと1年、2年後ならもっと良かったのに、って、思わず言ったのを覚えてます。
それに対してあがたさんは、今出会ったことが意味があるんだよ、みたいに答えました。
嬉しかったです。

もともと、楽器を始める前からファンでした。
当時、日本で好きなミュージシャンといえば、あがた森魚、たま、岡村靖幸、オリジナル・ラヴをいつも挙げてましたからね。
楽器を始めてすぐに、好きなミュージシャンと一緒に演奏できたんです。
信じられないような幸運です。

あがたさんは、詩人であり芸術家であり、素晴らしい声を持つシンガー。
前も書いたと思いますが、声の力で言えば、サム・クックとニューオリンズのジョン・ブッテと並ぶと、僕は思っています。
そして、ライブでは常に丸裸です。
魂の底の底までさらけ出すようなステージ。
計算なんてしないから、ダメな時もあります。
その代わり、いい時はものすごい。
奇跡をね、見られるんですよ。

あー書いてると長くなっちゃうな。 
表現に対する姿勢。情熱。
とにかく、たくさん影響を受けました。
Mentor(師)であり、恩人です。
初めて海外に行ったのも、あがたさんとの旅行でした。
あーダメだ。
いっぱい書きたいことが次々に浮かんできてキリがないので、やめにします。


数年ご無沙汰していた時期もありました。
それでも事あるごとにライブやらレコーディングやらで参加して、今まで続いています。
色々ありました。
ちょうど、あがたさんが前作を作ってる時にちょっと揉めまして。
あまり綺麗ではない形で離脱してしまったんです。

そんなこともあり、今回レコーディングに参加できたこと、加えてそれが名曲だったことは、嬉しかった。
それが一月ほど前。
昨日、久しぶりにステージで一緒に演奏しました。
横を見るとあがたさんが歌っている。
湧き上がる感情を込めてる姿が見える。
見なくても、目をつぶって演奏しても、伝わってくる。

やってよかった。

雨だったけど会場は満員。
いいライブでした。


あがたさん、本当にライブいいんですよ!
アルバムの音からの想像を超えた、熱い歌です。
機会あれば、是非見に行ってみてください。

2015年11月23日月曜日

アコーディオン祭り

すごいライブに行ってきました!
『スクイーズ・ボックス・ナイト』。
スクイーズ・ボックスとは、アコーディオンのことです。
アコーディオンを使ったバンドを集めたイベントで、東京と大阪とで交互に開催されているそうです。

会場は、目黒のリトルテキサス。
テキサス愛に溢れたお店です。
愛の量が、すごい!

出演は、東京からLos PeriquitosとZydeco Kicks、大阪からConjunto Jの3組。
音楽ジャンルとしては、ルイジアナの「ザディコ」と、テキサス~メキシコの「コンフント」。
どちらも、地域の音楽という色の濃い、まあマイナーなジャンルです。

で、そのマイナーな音楽を好きな人が集まるわけです。
そんな機会はそうはありませんからね、そりゃ盛り上がりますよ!
少し遅れて行ったら、居場所がないくらい満員で、もう最初から掛け声も飛びまくり。
正直、ここまで盛り上がるなんて想像してませんでした。
僕は、普段なかなか聞けないジャンルのライブだから、ということで行ったわけです。
それが、本当にお祭りみたいでビックリ。

マニアックな音楽って、どうしても発表会みたいな空気になりがちで、知らないお客さんが馴染みにくかったりします。
昨日は、そうじゃなかった。
こういうライブこそ、ザディコやコンフントを知らない人が聞いたらいいと思います。
とはいえ、知らない人をマニアックな音楽のライブに誘うのは、躊躇してしまうんですけどねー。

お客さんもそうだけど、どのバンドもみんな楽しそう。
やっぱり、好きでやってるわけですから。
好きな音楽を仲間と演奏する。
これ以上楽しいことはありません。
たぶん、このレコードいいよね〜この曲やりたいね〜とか言い合ったり、演奏しながらその音楽の気持ちいい「ツボ」をみんなで探り合ったりしてるんだろうな。
うらやましい。


もともとアコーディオンは好きなんですが、やっぱりライブで見るとグッときますね。
アコーディオンやりたい!と思いました。
それも、ザディコ・キックスの由武さんが使ってる、ケイジャン・アコーディオン。
音色がいいんですよー。
複数のキイには対応できないし、色々と制約のある楽器みたいですが、やりたい!

クラリネットは、単音楽器だから、コードが鳴らせません。
今までも、コード楽器やりたいなと思ってギター買ってみても、熱中できなかった。
それはきっと、音色なのかも。
ギターも、いい楽器でいいコードを鳴らせば、美しく響きます。
でも、声や管楽器と違って音を伸ばすことはできません。
発音したあとで音色自体を変化させることができないから、一音で聞かせるのが難しい。

アコーディオンは、できます。
それが、クラリネットの感覚に通じるような気がするんです。
音色自体も、リードをビビらせた雑味のある感じが、僕の好みだし。

さすがに今すぐ買う予算も練習する時間もないけど、いつか。
数年以内には、やります!
完全に趣味として、マイペースでね。
老後は家でずっと好きな曲をケイジャン・アコーディオンで弾いてれば、幸せだろうと思います。

そんな風に思わせてくれるライブに行けて、良かった。
次回東京でやるときは、こういう音楽に馴染みのない人を誘ってみようかな。


ロス・ペリキートス

ザディコ・キックス

コンフントJ

2015年11月22日日曜日

昔のリード



古いリードを、もらいました。
いつのものかは分かりませんが、現行品と全くデザインが異なるので、かなりの年代物かと思われます。

RICOの普及モデルで、今でも作られています。
奥のオレンジの方が現在のパッケージです。
これはソプラノ・サックス用ですが、クラリネットもデザインは変わりません。

それにしても、昔の方がかっこいいよなー。
リードに限らず、何でもたいてい古いデザインの方がいい。
なぜなんだろう。

リードの裏面だって、ほら。
もちろん、奥の五線譜が書いてある方が古いリードです。
なんか、リード自体の色も違うんですよね。
古い方が、色が濃い。
葦の材質が年代によって違うのか、それとも古びてくすんだのか。

あと、箱に25ってあるんですが、たぶん25枚入りなんだと思うんですよ。
ちなみに現在は、リードは10枚入りが基本です。
25枚の内、ここに残っているのは3本。
22本は誰かが吹いたんですよね。
この3枚も、少しは吹いたのかもしれない。
どんな人が吹いたんだろう。
ロマンがあります。

吹いてみると、普通に吹ける。
かなり薄いリードなのでレギュラーには遠いですが、吹くのに特に問題はなさそう。
練習のときに使ってみようかな。

どっちにしろ、デザインがかっこいいので、箱だけは取っておくつもりです。
何を入れようか。
考えると、楽しいです。

2015年11月18日水曜日

ネットで服を買う

コロリダスの衣装が入用で、立て続けにネットで服を買いました。
チェックしたのは、ZOZOTOWN、RAGTAG、そしてヤフオク。

いやー便利ですねー。
衣装なので、ズバリこの色!とかね、欲しいものが決まってるわけです。
そうすると、同種の商品を一度に比較できるネットのサービスは、すごく楽。
検索機能が助かります。
サイズと色と、さらに柄でも絞り込めて、同じ系統のものを一覧で見ることができる。
PCの画面だと、複数タブで開いて並べて見比べるられるし。

普段なら、何か買おうと思ったらとりあえず渋谷〜原宿あたりのお店を自転車で一通り回ってみたり、下北や高円寺の古着屋を巡ったりしてました。
特定のものが欲しい時は、どの店でもそのアイテムだけピンポイントでバーっと見ていきます。

でも、それにはどうしても時間が必要です。
全部回ってから、また最初の店に戻ったり、もちろん、1日かけて何も見つからないことだってある。

その作業を、家に居ながらできるわけです。
で、実際には複数の店舗にあるはずのものを、同時に見れる。
RAGTAGとヤフオクは古着だから違うけど、ZOZOTOWNで新品を頼めば、家で試してから返品もできます。

例えば、今回スカーフを買ったんですが、これなんか店舗回ったらけっこう大変ですよ。
柄を見るためにはスカーフを広げなきゃいけないから、ある程度は店員とも話すことになって時間を食います。
全体的にビミョーな店にも掘り出し物があるアイテムだから、当たりをつけるのが大変で、余計に苦労します。

実際ZOZOTOWNで注文してみました。
朝にスカーフを3つ頼んで、夕方には到着して、試着して比べてみて、いまいちなので夜また別のを頼んで翌朝到着、それが良かったので、前日の3つは返品。
なんてスピーディ!

もちろん、生地の細かい質感までは画面じゃ判別できないし、微妙な色の違いも難しい。
だから、私服を買うのに利用することはあまりないかもしれない。
でも、衣装としてならオッケーな場合もあります。
こういう物が急ぎで欲しい、という時には、とても便利。

そもそも考えてみたら、ちょっと自転車で出かけて複数のお店を見て回れる環境の方が珍しいわけで。
例えばアメリカにいた頃は、やはり何でもネットで買うのが普通でした。
お店もあるけど少ないですからね。
その代わり、ほとんどの物は返品可能なので、店に行く代わりに自宅で試着して決める、と思えばその方が楽だったりします。
僕のいたニューオリンズはまだマシだろうけど、アメリカのもっと田舎では、近くにショッピングモールが一つしかないこともあります。
それだって、車で30分かかったりします。

日本でも、都心から離れれば、買い物先の選択肢は少なくなります。
そんな中で、ネットで複数のアイテムを比較して注文して、返品もできるというのは、すごくいいと思います。


ひとつ問題は、次々と買いたくなってしまうこと。
ちょっと検索すれば、かっこいいアイテムが山ほど出てきます。
見てるだけで楽しい。
そして安い。
古着でなくても、セールで安くなってる商品がたくさんあります。
そして、注文の手続きも簡単なので、思わず買いそうになってしまう。
支払いが現金じゃないのも、買い物の敷居を下げます。
ネットがあればどこでも見られるし、どんどん更新されるから、見ちゃう。

案の定、予定外の私服を買ってしまいました。
アダム・キメルのネルシャツ。
だって、1000円だったんですよ!
ネルシャツは、これからの季節は重宝しますからね。
2枚しか持ってなくて、買い足したいなと思ってたんですよ。
シャツならサイズが分かれば大きな間違いはないし、質もいいに決まってる。
とね、そうやって言い訳をして、購入ボタンを押してしまいました。
うん、いい買い物だったと思います。


というわけで、ネットで服を買うのはすごく便利で実際助かったけれど、利用するには細心の注意が必要なのでみなさん気をつけましょう。

2015年11月17日火曜日

スピーディな日

昨日のことを。

木曜にコロリダスの写真撮影をする予定です。
友人のカメラマン栗原諭くんのスタジオで撮ります。
昨日までに衣装やコンセプトは決まっていて、最後に、写真の背景の色をどうするかという話になっていました。

撮影には、専用の背景紙を使います。
色は今回とても重要なので、イメージに合うものがスタジオになければ、購入も視野に入れていました。
ただし購入の場合は、撮影が木曜なので、昨日中にオーダーしなくては間に合わない。
オサム君は16時まで撮影の仕事があり、その後スタジオに戻って確認でき次第、連絡を取り合って決定する、ということになっていました。

夕方には最終決定する必要があるので、お昼にコロリダスのけんた君と話して、いい背景紙がなかった場合にどうするか相談しました。
なければ購入しよう、ということになり、それをオサム君に連絡してる内に、思いつきました。
そうだ、俺もスタジオ行こう!
色味は実際に見た方が間違いないし、家から自転車で行けるし。

というわけで、予定変更して家で楽器を練習しながら待機。
16時すぎにオサム君から連絡があり、30分でスタジオに着くと言います。
楽器を片づけて準備している内に、どうせなら撮影で着る服で行こう!
と思いついて着替え、財布だけ持って自転車に乗りました。
10分で到着。
早い。

オサム君と一緒に、スタジオにある背景紙を確認します。
イメージぴったりではないけど、使えそうな色もありました。
じゃあ購入はナシ!これでいこう!
となって、2人で近くへお茶に。

そこは、世界の国々に関する本が壁一面に並んだカフェで、ブラジルやキューバのコーナーもあります。
コーヒーを飲みながら、色んな写真集を広げてイメージを共有していきます。
ラテンの国って、やっぱりもう町中の色彩がとにかくいい。
こういう建物の前で撮れば一発なんだけどね〜、なんて話したり。

そのうち、やっぱりスタジオより外の方が雰囲気出るよねーと。
お店で撮るのがいいんじゃないか。
いい色の壁したお店、どっかないかな?
心当たりの店の画像をググってる内に、オサム君が、ここいいね!と言います。
新橋のARATETSU UNDERGROUND。
いいけど、狭いよ。
どのくらい?
このカフェくらいかなー。
うーん。
今から行ってみる?

2人で新橋へ。
店に 入るなり、オサム君は気に入った様子で。
広さもOK。
話してみると、マスターもOK!
ただ、日にちを伝えると、その日は昼に用事があり店に早くは来れない、とのこと。
他の日なら大丈夫なんだけどねー、と。

さあ、どうしよう。
前日はアルバムのミックス作業なので、それと入れ替えるか、あるいは翌日か。
すぐメンバーと連絡を取り、ここまでの流れを説明し、予定を調整します。
これがなかなか調整つかず。
しばらくやり取りした結果、短時間のみですが、お店で撮影可能となりました。
アラテツさんに感謝です!

そのままオサム君と少し飲んで別れ、地下鉄で早稲田まで戻って自転車をピックアップ。
夜はライブを見に行く予定でしたが、もう間に合わず。
まあ仕方ない、帰ろう。

ライブは残念だったけど、おかげでいい写真が撮れるぞ!
オサム君も盛り上がってたし。
やっぱテンション上がった時って、予想を超えた結果が生まれるものだから。
と、自転車に乗りながらいい気分でした。



いやー二転三転して面白かった!
なかなかスピード感溢れる1日でした。
そう、スピード。
何をやるにも、スピードが大事。
考えてる間に状況は変わるし、チャンスは逃げてしまう。
「動き出さないと、何も始まらないぜ!」
って、昔CMで大友康平が言ってたような。

僕は、早いですよ!



※iPhoneで撮ってみました。いい色してるでしょ!?


2015年11月15日日曜日

ラテン音楽よ俺を失望させないでくれ

コロリダスに入って、ラテン音楽をやってるミュージシャンと交流することが増えました。
それまで、ラテンはなんとなく難しそうだな、と思ってました。
だから、当然いいミュージシャンが多いんだろう、と。

全然そんなことない。
むしろ逆です。
頭の中の譜面を再現するだけで、音楽できてない人が多い。
ただの知識の競い合い。
習い事の発表会みたいに思えることすらあります。
もっと自由で楽しい世界かと思ってたのが、残念です。

彼らは、とにかくジャンルに縛られ過ぎてる。
音楽を聞いた第一声が、これはキューバだね、これはメレンゲだね、とか、分類の話になる。
コレいいね!やばいね!
とかいう感想は出ません。
少なくとも、第一声には出ない。
このグルーヴがたまらない!っていう感覚も、もしかしたら、少なくとも人によっては持ってるんでしょう。
でも、習慣なのか、まず最初に分類をする。

演奏してても、これはクンビアだからこのパターンで、とかいう話になる。
それはそれで、もちろん悪いことではありません。
でも、そのパターンが音楽的に演奏されてるのか、という方が大事じゃないの?
ホントにね、パターンは正しくても全く躍動してない演奏が平気で行われていて、しかも誰もがそのことに無頓着なんですよ。
みんなでグルーヴを合わせる、というのじゃなくて、どのパターンを採用するか、という話ばかり。

僕はアメリカ周辺のポピュラー音楽については、かなり色んなジャンルの人とやってきたと思いますが、そういう話になることは今まで全然ありませんでした。
リズム面で言えば、パターンの話より、曲の基本ビートやタイム感、あるいはグルーヴの揺れやスパンの確認を行います。
とにかく、まず音を聞いて相手と合わせるのが、当たり前だと思ってたんです。
それが、ラテンでは当たり前ではないらしい。

ラテンの世界って、そもそもリズムパターンに名前が付いてて、その中から特定のパターンを演奏する、ってやり方みたいです。
決まったパターンをやれば表面的には成立するので、音楽的なセンスなんてなくても、周りを聞かなくても、とりあえず演奏できるんですよ。
ラテン音楽をやってる人口が意外に多いのは、そのためなんじゃないかな。
音楽というより、楽しい集まりの感覚で、それこそカラオケで騒ぐくらいの気持ちで参加してる人がけっこういるんじゃないかな、きっと。
でも、僕にとってそれは、音楽的な楽しみとは、別のことです。


なんか辛辣になってきてしまいました。
もちろん、今まで僕が経験してきたように、まず互いを聞き合うことから始めるにしても、ラテンのように、パターンを組み合わせて先に形だけ成立させるにしても、辿り着く地点は同じはずです。
いい音楽はいい。
ただ、最初のやり方が違うことで、演奏の楽しさを知ることのできる確率が変わってくると思うんです。

「これは〇〇」といくら分類して話し合ったって、それは口頭でのコミュニケーションであって、音のコミュニケーションとは無関係です。
そして、分類して議論することだって楽しい作業なので、そこにハマってしまい、その先にある音楽的なやり取りに進めなくなってしまう。
ラテン界隈には、そんなパターンが少なくないように思います
せっかくセンスがあっても、そこで止まってしまう人がいるんじゃないかな

ジャンル音楽だから仕方ない、と言ってしまうには、不幸すぎます。
だって、昨日見たブエナビスタソシアルクラブの豊かな音。
あんな世界がその先にはあるのに。

パターンの研究作業は、各自やればいい。
でも音楽の現場では、音楽をやろうよ。
もっと楽しいよ。

ってね、こんなこと、ホントは思いたくないですよ。
いい音楽やりたいだけなのに。
ラテン音楽って、こんなもんなの??

2015年11月14日土曜日

ヴィム・ヴェンダース『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』

立川シネマシティで映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』を見てきました。

素晴らしかった!
あらためて、今まで見た音楽ドキュメンタリー映画の中で群を抜く最高傑作だと思いました。

何がすごいって、音楽と映像のマッチング。
まず、全てのシーンが美しい。
それも、決して自然に撮ってるわけじゃないんですよ。
かなり演出入ってます。
特に映画のほとんどを占めるキューバでの撮影は、全編に渡って色調がいじってあります。
あえて、ザラザラした画面で、明るくして飛び気味の映像にしてある。
で、これがキューバの景色の色合いとマッチして、とても美しい!
ライブ・シーンも、セピアぽい色合いにしてあって、これがまた効果的です。
ずっと見ていたい映像です。

カメラワークもいい。
鏡だかガラスだかに映った像から高速でカメラが移動すると、それは実はステージ上のミュージシャンの影だったり。
レコーディング風景では、デュエットしてる2人の周りをカメラがぐるーっと回ります。
インタビュー・シーンでは、カメラはとにかくアップで顔だけを映す。
どれもが、自然な、いわゆるドキュメンタリー・タッチではない演出です。
なのに本当に効果的で、そこで起こっている内容をより深く見せてくれる。
映画として考えても、とても見ごたえがあります。

ドキュメンタリーで演出が入ると、大抵は良くありません。
例えば、前に見たマッスル・ショールズの映画とか本当に酷かった
それが、演出することで逆にここまで内容が深まるなんて!
そもそも音楽ドキュメンタリーの場合、被写体で決まる部分も大きいわけです。
スコセッシの「ラスト・ワルツ」もいいけど、あれだってライブ自体が強力ですからね。
この映画だって、被写体はいいに決まってるんだから、普通に撮ってもいい映画になったはず。
でも、そうはしなかった。
そう考えると、この映画は圧倒的に素晴らしい。
ヴェンダース、すごいなー。
僕がドキュメンタリー撮ってもらうなら、ヴェンダースに頼みたい!


映画は、ライブ映像とインタビューを織り交ぜて進みます。
各ミュージシャンの語る中身も面白いんですが、それよりも表情や立ち振る舞いの映像から、より多くのことを伝えるような作り方をしています。
だから、インタビューは深く掘り下げたものではなくあっさりしてても、十分にその人の中身がわかる。
もちろん、老ミュージシャン達がそれだけの人生を送ってきたということが前提なんでしょうけれど。
誰もが素敵です。

ライブシーンもいい。
ただ全体を記録するのではなく、ミュージシャンのその場での感情を捉えようとしてカメラが動きまます。
そして、一曲通して見せることはせず、曲中にインタビューが挿入されていく。
こういうやり方、意外に少ない気がします。
あっても、映画ほぼ全編をそれで通すのはあまりないんじゃないかな。
そもそも、映像になった時点でライブの臨場感は失われるんだし、ライブでしか見れない、演奏の奥の感情とかって、こっちの方が伝わると思いました。
結果、どんどんライブに引き込まれていって、見ごたえがあります。

印象的なシーンがあります。
最後のカーネギーホールのライブで、客席から渡された国旗をみんなでステージに広げます。
キューバにとって、アメリカは決して手放しで好きになれる国ではないはずです。
特に映画の老ミュージシャン達の世代は、両国間の多くの確執を経験してきたわけで、色々な思いがあるでしょう。
あの瞬間、彼らはどんな気持ちだったんだろうか。


僕が音楽にハマったきっかけは、ライ・クーダーです。
なので余計にこの映画には感動してしまう。
ライは、音楽への愛と敬意に溢れたミュージシャンです。
キャリア初期から一貫して、世界中の素晴らしい音楽を求める旅を続けてきました。
ブルース、ジャズ、ハワイ、メキシコ、といった様々な音楽の偉人の所を訪れ、交流し学び、作品を作ってきた人です。
そのライにとって、ブエナ・ビスタのプロジェクトは、夢のようなものだったに違いありません。
自分が聞いて感動した音楽を奏でてきた尊敬するミュージシャンに囲まれて演奏できるなんて、そんなに幸せなことはないでしょう。
映画の中でライがキューバの老ミュージシャン達と交わす視線のやり取りや、ステージ上での笑顔から、僕はそんなことを想像してしまって胸が熱くなりました。

この映画、実は公開当時も映画館で見ています。
でも、そこまで記憶に強く刻まれてはいませんでした。
なんでなんだろう。
僕が変わったのかな?
わかりません。


家に帰って、アルバムを聞き直しました。
何度聞いても素晴らしい!
このコーラスとか、なんなんだろう。
普段そこら辺の音楽で耳にする、キチンと合った綺麗なコーラスとは全然違う。
合ってるとか合ってないとかいうレベルじゃない、もっとずっと奥深い音。
コーラスのそれぞれ1音づつに、ものすごい情報量が詰まってる。
それが合わさった時の感動。
コーラスが歌い始めた瞬間からもう腰が抜けてしまう。

やっぱり僕は、こういう音楽が好きだな。
音楽って本当に素晴らしい。
映画の中で、演奏してる顔が誰も幸せそうです。
いつかこんな風な境地にいけたらいいなーと、あらためて思いました。
そのためには、遊んでる時間はない。
音楽にも他のことにも、真摯に向き合わないと、深い楽しさは永遠にわからない。
真面目な人と、真面目に音楽をやりたい。


19日まで上映されています。
極上音響上映という企画で、本当に音がいいです。
映画館もいい感じで、すごくお勧めです。
立川まで行く価値ありますよ!

2015年11月10日火曜日

名乗る資格

音楽やってて、〇〇の弟子、なんて名乗る人がいます。
おいおい。
お前にそんな資格はないよ。

好きなミュージシャン、尊敬するミュージシャンは、〇〇です。
嘘つけ。

そう言うには、それなりの覚悟がなきゃいけない。
お前の演奏からは、それが全く感じられない。
ヘラヘラやってるなよ。


って思わせる奴らが多すぎます。
別に、その〇〇と同じくらい崇高な演奏をしろ、ってことじゃない。
演奏レベルの話ではないんです。
ただね、〇〇に本当に感銘を受けたんなら、その時の気持ちがずっと心に残っているはず。
そしたら、いつでも真剣に、〇〇に聴かせて恥ずかしくないように、真摯な姿勢で演奏しなきゃいけない。
というか、自然にそうなるはずでしょ。

そうならないなら、あなたの中に〇〇はもういない。
その時は心が動いたのかもしれないけど、消え去っているということ。
もう、あなたと〇〇は無関係。
だから、〇〇の名前を出す資格はない。
出したら、それは嘘であり、〇〇を馬鹿にすることになる。


僕は、好きなミュージシャンと言われたら、サム・クックを挙げます。
他にも、ライ・クーダー、ジェフ・マルダー。
実際に接した中では、ニューオリンズのミュージシャン達、中でもクラリネット奏者のマイケル・ホワイトとトミー・サンクトン。
日本では、あがた森魚。
そして、ミュージシャンではないけど、中村とうよう。

僕は、これらの名前を気軽に挙げているわけではない。
常に彼らに恥じないように音楽をやっているつもりです。
ダメな時は彼らを思い出せば背筋が伸びるし、またやれる。
そしてこうやって名前を出すのは、これからも捧げるように演奏していこう、と自分に言い聞かせることでもあります。


僕のように考えるミュージシャンばかりじゃないのは、分かってます。
そもそも、感動から音楽を始めた人の割合だって、多くない。
実感からすると、2割くらいでしょうかね、そんなにもいないかもしれない。

と、自分で書いて思ったけど、そういう人の場合、音楽を始めた動機が、そもそも感動からじゃないんですよね。
感動を知らない人達にこんなことを言ったって、伝わるわけないよな。

でも、嫌なんですよ、そんな風に軽々しく音楽を、素晴らしいミュージシャンである(あった)〇〇を扱うことが。
すみませんね。
幸い、そういう人達と関わる機会の少ないままに、今までやって来れました。
これからも、できるだけ距離を置いていたいと思っています。


あーあと、これはまた別の話かもしれないけど、プロフィールに〇〇と〇〇に師事、なんて書いてる人は、僕はたいていダメだと思ってるんでよろしく。
クラシックとかのアカデミックな業界は仕方ないのかもしれないけど、ポピュラー音楽をやってるのに、「師事」とか言ってる奴とは、合わない。

という偏見を、僕は持っています。

2015年11月9日月曜日

CDプレイヤー買いました

CDプレイヤーを買いました!
ずっと買おう買おうと思ってて、ようやく!

中古です。
ONKYOのINTEC275というモデルで、コンパクトなプレイヤーの中では音がいいらしい。
ヤフオクで約6000円でした。
高いのか安いのか。
知識もないのでよく分かりませんが、相場より少しは安いようです。

思い立って、ヤフオクのサイトを見てみたんですよ。
そしたら、もういっぱい売ってて。
CDプレイヤーといっても、高いものは何十万円もします。
逆に安いものも多いけど、ジャンク品だったり、やはり動作の心配もある。
数千円まで、と決めて選ぼうとしても、まだまだ選択肢が多い。
気になるモデルについて調べながら絞り込みます。
ネットで検索すると、ブログや2chのマニアの人達の感想が出てきて、調べてるとキリがありません。
あげくの果てには、改造して真空管を搭載したプレイヤーも出品されていたり。

最初は、安ければ何でもいいや、と思ってたんですが、予想より高くないことがわかって、欲が出てきました。
やっぱりどうせなら少しでも音がいい方がいいに決まってる。
とはいえ音質を考えていったら値段も上がる一方です。
難しい。

と、かなりの時間を費やしてリサーチし、決めました。
メンテもしっかりしてあるみたいだし、サイズも家のラックに調度いいし、デザインも悪くない。

まだ未設置ですが、これです。
これでやっと!普通にCDが聞ける!

ちなみに、アンプはRoth AudioのMusic Cocoonという真空管のものを使っています。
日本ではもう売ってないみたいですが、数年前の価格は10万円くらいだったそうです。
僕は海外から買いました。
なんと2万円台で!
実際にどれだけ音がいいのか、比較対象もなく全くわかりませんが、デザインもかっこ良くて、なんとなくいい音のような気がします。
真空管の光が素敵で気に入っています。

スピーカーは、Mordaunt Short の Aviano2 というモデル。
秋葉原のオーディオショップで試聴して買いました。
中古で1~2万円だったと思います。
これについても、よく知りません。
スピーカーブランドとしては有名みたいですが、このモデルに関する情報があまりないんです。
海外のサイトにはレビューもあって、割と評判はいいみたいですけどね。
音はいいと思います。

という具合で、数年かけて合わせて5万円くらいで機器を揃えたことになります。
オーディオには疎いので、このセッティングが果たしてどうなのか全く分かりませんが、まあまあ悪くない環境で音楽を聴けるようになったと思います。

さあ、聴くぞ!!

2015年11月7日土曜日

ビギンを聞いています


最近コレを聞いてます。


マルチニークの音楽、ビギンの初期の録音集。
フランスに渡ったミュージシャン達が1920〜30年代に残した音源を集めたものです。

こうした古い音楽にある粗野な感じとカリブの跳ねるリズムがいい具合に混ざり合っていて、たまりません。
同時代のジャズと似てもいるけど、もっとゴツゴツしてる。
とにかく勢いがあります。
シーンを牽引していたのは、アレクサンダー・スティーリオ。
クラリネット奏者です。
この人のプレイも、粗野で素晴らしい。
古いカリプソとかにもクラリネット入ってるけど、大抵いいですね。

久しぶりに、ライナーを読みながら聞くこともしてみました。
やっぱりじっくり聞くのはいいなー。
短いライナーだけど、マルチニークの音楽とニューオリンズの関係や初期のジャズの影響、楽器編成について等、情報がつまってる。
さすがアーフリー。

解説を読んで初めて分かったこともあります。
曲中に挿入される弦楽器の高速カッティング。
ずっとバンジョーだと思ってたんですが、解説によると実はバイオリンだという。
言われてみたら、確かに音が柔らかいかも。
こうな風にバイオリン弾くんだ!すげーな。


このCDを、ここ数日ずっと聞いてます。
ビギンが何かよく分からなかったので、繰り返し聴いてれば感覚的につかめるかな、と考えたんです。

そもそもCDを買ったのは、軽く10年以上は前です。
当時、自分がライナーの英語が読めたのかどうか分からないけど(そう、輸入盤なので英語なんです)、好きでけっこう聞いた記憶はあります。
それでも、自分の中に「ビギン」という明確なイメージはできてなかったわけで。
リズムとか、フレージングとか、特徴あるとは思いますよ。
ただ、他の音楽と一緒に聞いて、これはビギンだ!ってすぐ言える気はしないし、言葉で説明もできない。

僕はどうにも音楽をぼんやり聞く傾向があるみたいなんです。
この音がこうなって、この楽器が絡んで、とかを頭で整理して聞いてません。
雰囲気で聞いてます。
その聞き方で、ちゃんと音楽が身体に入ってくるんで問題ないんですけど、頭で理解しないから吸収に時間がかかるのかも。
と思って、とりあえず繰り返し聞いてみたという次第。

少なくとも、前よりはイメージが掴めたと思います。
このあと他のビギンのアルバムを複数枚聞けば、より分かるはず。
でも!資金がない!
そんな毎月何枚もCD買えないし、他にも欲しいのいっぱいあるし。
Apple Music使えばいいのかもしれないけど、僕のPCは調子悪くて音が鳴らない時もあってストレスなので、アレで音楽は聞きたくない。

うーん、こういうことで以前も先に進めずにいたのかも。
情熱だけでは手に入らないものもある。
情熱が足りないのか。
まあ、少しづつ聞いていこうと思います。
CD貸してくれる方、大歓迎です!