GWO&西山正規でした!


昨晩はGWO&西山正規。
予想通り、スーパーハイテンションなライブになりました!
同日にルーツ・ミュージック系のライブが多数重なっていたにも関わらずお越しいただいたお客様にも、きっと満足いただけたとかと思います。

今回は、音楽性ではなく、「ソウル」の」部分での共演者セレクション。
GWO企画初のオープニング・アクトも呼びしました。
 
テリー&さっちん。
ソウル以外に何もないくらいの、むき出しすぎる歌。
安定とは正反対だけど、その代わりに奇跡みたいに感動的な瞬間がある。
数少ない、自分から定期的に聞きに行っているシンガーです。
心が洗われます。

そして西山正規。
初めて見た時は衝撃でした。
エレキ弾き語りなんですけどね、弾き語りとは感じられないくらいの熱量なんです。
なんかもう見た後で衝撃しか残らないくらいの、ワン&オンリーな人。
音楽的には、うーん、ブルース寄りロック〜パンク、かな?
ぱっと浮かぶキイワードは、Velvet Undergfround の1st、アシッド・フォーク、友川かずき、とか。
この人はステージで死ぬだろうな、っていうパフォーマンス。
舞台を見てるみたい、って言う人もいます。
でも、熱だけじゃなくって、歌も演奏も曲もすごくしっかりしている。
なかなかいないですよ、こんな人。

こういう振り切れたタイプの人は、いつも裏切らない。
昨日も最初から最後まで最高のテンションでぶっ飛ばしてくれました。
で、終盤で僕もステージに呼ばれて。
いやー正直、きつかった!
こんな熱量を持ったステージにクラリネットという楽器で入っていくなんて、死ぬ覚悟ですよ。
しかも途中で曲が変わっていったりするし。
何も考える余裕なんてない、決死のセッションでした。
俺、よくやったよ。

数分でクタクタになった後で、GWOのステージ。
今回は西山さんに合わせてロックな選曲で挑みました。
今までやっていた曲もガツガツしたアレンジに変えて。

Boom Boom
Pleading For Love
Got You On My Mind
Cry To Me
Don't Cry
I Slipped A Little
Touch The Hem Of His Garment
Cry Baby
Stand By Me

そして、みんなで。

I Shall Be Released
Hey Bo Diddley

アンコールが来たのでもう1曲

Twistin' Night Away

でした!
ありがとうございました!


しかし昨日は本当に疲れた。
久々に、ライブ中に倒れるかと思いました。
クラリネット吹いて血管切れそうになる、って、そうはないですよ。
もともと「ソウル・ミュージックをやる」というコンセプトだったのが、最近は「自分の限界に挑戦する」という方向にシフトしてきてる気がします。
その限界とせめぎ合う自分を見せる、みたいな。
他の場では絶対にできないですね。
すごいことやってるよ、俺。


バイユーゲイトでのGWOツーマン企画、われながら、なかなか面白い人たちを連れてきていると思います。
次回はなんと、Tom's Cabin代表、麻田浩との企画です!
テーマは60年代メンフィスの伝説的レコード・レーベル『Goldwax Records』。
いやー本当に面白いことやれてるわ。
今後もご期待ください!

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