Bulletproofシリーズについて・続けること

お気づきの方もいるかもしれません。
少し前から、「Bulletproof Musician」の記事が大量に消えています。
事故じゃないんです。
自分でやりました。
下書きに戻したんです。

前に訳したものを読みなおしたら、文章がひどすぎて、公開しておく気になれなくって。
日本語として、ぎこちない。
たぶん、原文をそのまま訳す、という意識が強すぎたんだと思います。
ようやく今年にはいって訳したものは、なんとか合格ライン。
それ以前のものは、すべて不合格です。

少しづつ修正しています。
あの記事を読み直したい!という方がいたら、申し訳ありませんがお待ちください。
もちろん、こだわり始めたらキリがないので、スピード優先を心がけています。
でもこれがなかなか。
このペースだと、数ヶ月かかるかも。
というわけで、しばらく新作もありません。




あらためて読み直してみて、文章書くの上手くなったなー、と思いました。
翻訳だけじゃなくて、ふつうの文章も、です。
うまくなったし、早くなった。
むかし書いたのを読むと、恥ずかしいですよ。
文もヘタだし、構成もヘタで話が飛んで、何を言いたいのかわからない。
と、実感するまでに、自分がレベルアップしたということですね。

練習したり研究したわけじゃありません。
書き続けてたら、いつの間にか上達してた。
ブログを始めて、もうすぐ2年。
けっこういいペースで書いてきて、トータルでどうやら423記事
今までの人生で、こんなに文章を書き続けたことはありません。
そして、こんなに文章がうまくなったと感じたことも、ありません。
続けていれば、上達するもんです。 

仕事でも趣味でも、なんでもそう。
例えば子供のころ、台所の母親が包丁で野菜をトントントンとリズミカルに切るのを、すごいなーと思って眺めてたことって、あるじゃないですか。
あれだって、べつにわざわざ時間を割いて練習したわけじゃないでしょう。 
手の角度や包丁の握り方を意識して集中して研究して、っていう人は、そうはいないはず。
毎日やってたからって以外に、理由は見あたりません。
もちろん、キャベツ千切り世界優勝を目指すなら、その先の鍛錬が必要でしょうけど。

続けることほど効果的な上達法って、実はないんじゃないか。
いまどき、何かをモノにしたいと思ってあたりを見回せば、さまざまなハウツーがあふれています。
それでも、上達せず悩む人は絶えない。
絶対確実なやり方なんて、ないからです。
どれもこれも、ある人には効果があっても、ある人には効果がない、というものです。
でも、続けることは、誰でもできるし誰にでも効果ありますよ。
すごいですよ。

だから、最初からスクールに行ったり習おうとするの、あれムダです。
定評のあるメソッドがあったとしても、他の100人にはよくても、自分には合わないかもしれないし。
それより、とにかく自分で始めてみる方が早い。
ガイドがなくて不安でも、続けてれば、まず上達するんだから。
で、続けるうちに、自分に何が必要で何が不要か分かってくる。
何が足りないか分かってから、必要ならその部分だけ習いに行けばいい。
まずやってみる。
そして毎日やる。
それが早い。

どんなメソッドもスクールも、近道なんてないんですよ。
だから「どうしたら上達するか」よりも「どうしたら続けられるか」考えたほうがいい。

と、思います。

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