土曜は三鷹へ!『GWOアンプラグド』やりますよ!

土曜はバイユーゲイトにて、Golden Wax Orchestra のツーマン・ライブです。
この企画も、数えてみたらもう7回目となります。
ロックだったりブルースだったりラテンだったり。
共演者に合わせて曲を選び、毎回違うことに挑戦するのが、醍醐味です。

今回は、最近の「熱い」GWOとは打って変わった、「聴かせる」ライブです。
共演者は、Stumble Bumの井上民雄。
弾き語りです。
渋いです。
ブルースやルーツ・ロックの影響が見え隠れする自作曲を、淡々と、誠実に歌う。
一聴すると地味だけど、よく聞くと、語尾だけさりげなくコードが伸びていたり、メロディとコードの組み合わせが考え抜かれている。
凝ったコードを使うわけじゃない。
あくまでもシンプルな音使いの中で、聴かせる。
詩も、独特です。
いや、「独特」「個性的」といった表現から連想するような、変わった言葉を使うんじゃないんですよ。
少ない言葉を、音楽との組み合わせで響かせる。
ストーリーに頼らず、抽象的すぎることもない。
こういう人は、ちょっといません。


熱くソウルフルなステージがGWOの持ち味と思ってる方も多いでしょう。
今回は、違います。
シャウトして暴れまくるようなことは、ありません。
民雄さんのように、一曲一曲じっくり聞かせることに、挑戦します。

題して『GWOアンプラグド』。
いや、クラリネットはいつもアンプラグドなんですけどね。
アンプラグドな気分で、やります。
ギターも、エレキではなくアコギで。
曲もそのために選んだし、いままでのレパートリーも、アレンジを変えて新しい気持ちで演奏します。

イメージは、こんな感じ。

ジェフ・マルダーの弾き語りライブの演奏です。
ジェフは、やはり70年頃のアルバム群が素晴らしいけど、単純にシンガーとしても、大好きなんです。
最高に「ソウルフル」なシンガーの一人だと思っています。

もうひとり、エリック・ビブ。

歌い上げないしシャウトしない。
地味だけど、心にせまってくる。
自作曲も、シンプルだけど深みがありす。
やはり「ソウルフル」なミュージシャンです。
彼については、以前にもブログに書きました(『Eric Bibb』)。

すべてをさらけ出して音楽に託して、全身全霊で歌うのも、ソウルです。
そうできる器が、ソウルという音楽形式でもあります。
でも、あえてグッと気持ちを抑えた表現もある。
静かなソウル。
わかりやすいところでは、ニーナ・シモンとか、そうでしょう。

民雄さんも、そうです。
一緒にやるのが、楽しみです。
「静かなソウル」に、挑戦します。
 

いつもほどの汗はかかないかもしれません。
見ごたえ、というより、聴きごたえのあるライブにしたいと思っています。

聴かせる自信、ありますよ!
お楽しみに!


9/ 24日(土) 
 『GWOアンプラグド with 井上民雄』
三鷹 バイユーゲイト
http://bayougate.voxx.jp/eventschedule.htm
出演 Golden Wax Orchestra / 井上民雄(Stumble Bum) 
開場 19:00 開演 20:00 
料金 2000円(+要1drinkオーダー)

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