エキゾチカ参考音源2

エキゾチカ参考盤の続きです。

「エキゾチカ」というキイワードはあっても、具体的なサウンドは僕もけんた君もイメージしてませんでした。
なので、まずは気になる音源を聞かせ合うことからはじめました。

前回あげたアルバムも共有しましたが、加えて、やはり同時代のュージシャンが気になります。

僕は新しい音楽を熱心にチェックしているタイプではないので、こういう時に頼りになるのは御茶ノ水JANISです。
ちょうどタイミングよく「ネオ・トロピカル(?)」というコーナーが設けてあって、エキゾチックな要素を取り入れた海外バンドを特集していました。
Vampire Weekend に続いて登場したトロピカル風味の若いバンド群をはじめ、知らないアルバムがずらっと並んでいます。
英米インディーズものだけじゃなくて、中近東のローカル音源やインドのボリウッド音楽も紹介されていて、タイムリーすぎる。
Fool's Gold、El Guincho、Beaty Heartなど、知らないバンドがたくさんあってワクワクします。

かなりの量を聴いてみたなかで特に気に入ったのは、Tune-Yardsの2ndアルバムです。
どこがトロピカルなのか、もうどうでもいいです。
ここ最近聞いた音楽の中でもずば抜けてカッコいい!

そして、Los Pirañas!
これもガツンときましたね。
ギターのフレージング!
しかもこのジャケットのイラストは、キャプテン・ビーフハートじゃないですか!



なんとこれ、国内盤です。
ライナーノートを広げてみると、なんと大石始さんが書いてるじゃないですか!
知らない仲ではありません。
さっそく連絡して、直接いろんな情報を教えてもらうことができました。

Los Pirañasをはじめとして、コロンビアの首都ボゴタの音楽シーンが熱いらしい。

そして!Meridian Brothers !
これはヤバい!! 最高だ!! 
調べてみると、Eblis Alvarezというミュージシャンが中心のユニットらしい。 
そしてこの人、上にあげたRomperayosのメンバーでもある。 
参加・協力しているバンドも多く、聞いた限りどれもかっこいい。 
うーん、こんなすごいミュージシャンがいるとは。 
世界は広い。 
けんた君と、こんなのやりたいね!と夜中にお互いの家のパソコンの前で盛り上がりました。

そして、これらのミュージシャンの多くをリリースしているのが、イギリスの Soundway Records と、ニューヨークの Names You Can Trust です。
どちらのHPでも、たっぷり試聴ができますよ!

Soundwayは、復刻音源のコンピレーションも豊富で、50年代クンビアの録音など面白ものがたくさんあります。ぜひチェックしてみてください。

(つづく)

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